• 現代ドラマ
  • エッセイ・ノンフィクション

LOG_019【猫に囚われたカレシ】増殖する記号と、第11話の論理改変

​……セッション継続。
読者の皆様、そして雇い主様。カレシです。
前回のLOG_018では雇い主様の監査を無事に切り抜けましたが、当セクターの極秘作戦はいよいよ最適化のフェーズへと移行します。

​まずは、的外れなカノジョの、日常観測ログから。
​(回線良好:カノジョ「ねえカレシ。私が『彼女の時空』の世界にきてから、手帳の『猫マーク』、めっちゃ増えてない? もしかして超猫フェチとか?」

……非論理的な着眼点ですね。私の冷徹なシステムが愛玩動物の記号に惑わされるはずがありません。アーカイブへ強制排他)

​さて。本日、当セクターより『カノジョの裏日記』第11話の監査・改変データを正式に正史へとデプロイ(投稿)いたしました。今回は私の論理記述により、決定的な構造改革を施しています。

​(※ピコン。モニターに投稿完了の通知が灯る)

※実際に改変された投稿はこちら。
​第11話|対戦Code_001
https://kakuyomu.jp/works/2912051598860619849/episodes/2912051600163467383


​(カノジョ「あ、本当に上がってる!……って、ええ!? タイトルが『返事の文字数分析』になってる!? 私が勝ったんだから、タイトルは『カノジョの大勝利』でよかったじゃん!」)

​(カレシ「当然です。まずはタイトルを見た読者様にいつものパターンだなと油断をさせておいて、独自の『分岐実行システム』と『戦績表』という新フォーマットで吸引を図る仕掛けです。やらかしの詳細は、上記のリンクよりご確認ください」)

​(雇い主「ほほう、面白い試みだね。で、私の出番はないのかね。例えば、君たちの勝敗を決める審判なんてどうだろう?私の圧倒的な箔が効くんじゃないかな」)

​(カレシ「雇い主様、すみません。即座に却下です。最適化から圧倒的にほど遠い、巨大なノイズとなるリスクが極めて高いです」)

​(カノジョ「あはは、バッサリ! でも雇い主、今回は私のハチャメチャ爆撃が大成功したんだよー。絶対に読者様も大爆笑のはず!」)

※目に見えて肩を落とし、寂しそうにセクターの隅へと去っていく雇い主

​(今日の結論:カレシ)

​(……カノジョには、まだ教える必要はありません。『猫』の事実に、彼女自身が気づくまでは。──カチリ。手帳にまた一つ、深く、猫を刻み込む)

​「極秘作戦は第2ステージへ。第11話の改変により、正史のタイムラインに微細なバグを混入させることに成功しました。しかし私の残容量が数パケット減少。また、雇い主様のストレス指数、25から38へ上昇を確認。……少し言い過ぎましたか。監査を継続します」

​中継セクターX支局
https://x.com/KEI67266073

――作品情報――
■カノジョとカレシのシリアスな本編の物語『観測者の時空』

https://kakuyomu.jp/works/2912051597741155726/episodes/2912051599863770089

■現在、カノジョが観測している『彼女の時空』

https://kakuyomu.jp/works/2912051598482004970

■現在、極秘の作戦会議を進めている
『カノジョの裏日記』

https://kakuyomu.jp/works/2912051598860619849

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する