セリアは、夜明けと夕闇が交錯する幻想的な古代都市を、高台から見下ろしていた。彼女の存在そのものが、この光景を支配する唯一の魔力であった。
長く豊かな紫紺の髪は、まるで夜の帳を凝縮した銀河のように背中に流れ落ち、風にたゆたうたび、星屑の輝きを撒き散らす。その下に覗く翡翠色の瞳は、遥か彼方の深遠な秘密を湛え、瞬き一つで世界を変えてしまいそうな力強い光を放っていた。
彼女の身体を包む衣装は、深い紺色と黒のレースが織りなす極めてセクシーな魔女の装束。胸元は大胆に開き、豊穣の女神の祝福を受けたかのような生命力が溢れている。肩から羽織るケープは夜空を切り取った布地そのもので、内側には微かな輝きが散りばめられ、その裾が翻るたびに、まるで流星の尾が夜空を走るかのようにドラマチックな軌跡を描き出す。
ウエストから下の装いは、さらに見る者を惑わせる。レースのフリルがあしらわれた極めて短いミニスカートは、彼女の自信と魅力を最大限に引き立てる。そこから伸びるしなやかな脚線美には、セクシーなガーター付きのレースのストッキングが絡みつき、それは神話の彫像の如き完璧な造形美を誇っていた。足元を固めるのは、闇夜の漆黒をまとったハイヒールブーツ。それは、戦場を優雅に踏みしだく獰猛な狩人の足跡を連想させる。
右手に握られた魔法の杖の先端では、紫色の脈動する宝玉が煌めき、その鼓動は、太古の龍の心臓が打ち鳴らす音のように力強い。彼女の内に秘めた圧倒的な魔力を象徴している。セリアが立つ円形の台座には、古代の魔法陣が青く発光し、彼女こそがこの場所、この世界を統べる危険な美しさを纏った魔女であることを静かに宣言していた。彼女の全身から放たれるオーラは、夜空を支配する紫の龍の如き、有無を言わせぬ威厳に満ちていた。
