あはれ百夜は千の音、万ず星に彩られ
https://kakuyomu.jp/works/16817330653757097226上記作品が10万文字を超える目途がついたので、カクヨムコン11のエンタメ総合部門に応募することにしてしまいました。
母親の介護に疲れ果てた女子高生、御凪千音の元に現れる青目の男、楠英那。
「代わり」に母親を殺害した楠に、千音は同行すること選ぶ。
その逃避行で二人が何かを得て、何かを失っていく物語です。
正直、かなり反社会的なテーマを軸にした物語なので気軽に読んでほしいとは言いにくい。しかし尊厳とは何か、その定義と限界と境界を考えるきっかけにはなるかもしれません。めりーくりすます。
※添付画像は主要登場人物のキャラクターデザインです。
登場人物紹介
中央右:
主人公、御凪千音(みなぎ せのん)
17歳。中学生の時に母親の由香が難病に倒れ、自宅で介護を続けている。
大人しい性格だが、内面ではけっこう口が悪い。由香を殺害した楠を逆に『脅し』て同行を強いる。
右から二番目:
主人公2、楠英那(くすのき エナ)
27歳。ある夜、突然に御凪家を訪れ、千音の眼前で由香を殺害した男。
その目的も経歴も不明だが、殺害を見届けた千音の内に危うさを感じ、止むを得ず彼女を『連れていく』。