自分で言うことではありませんが、初対面や知り合ったばかりの人からはよく、固そうとか計算高そうとか部屋片付いてそうと言われます。
現実はふにゃふにゃで脳筋で部屋は散らかってます。
アナログデジタル問わず、人と協力したり対戦したりするタイプのゲームなんかでは、
「あまりにも打ち筋が大胆すぎる」
「連打をやめろ」
「回避も覚えようか」
と言われるタイプです。
CO-OPタイプのゲームでランダムマッチングしたら嫌がられるタイプかもしれません。
ただとにかく何が言いたいかと言うと、和ヶ原はデスゲームや違法ギャンブルで行われるゲームに参加すると、ルールの裏に隠された勝ち筋とか考えられずルールのガワだけ分かったような気になり、ゲーム開始と同時に主人公たちの目の前で罠とか強者の手にかかって死ぬタイプの人間です。
なので、デスゲームやギャンブルゲームを題材にした作品に登場する特殊なゲームを考えられる人、本当凄いと思うんです。
あれって表向きのルールはもちろんのこと、主人公をはじめとした強者達の勝ち筋負け筋を作らなきゃいけないわけじゃないですか。
ただでさえ普通のゲームを自分がやるだけでも難しいのに、特殊な設備や道具やルールで縛りを加えた上にプレイヤーの強弱をつけるような展開を作るなんて自分ではやれないだろうな、と思っていました。
じゃあ何で今回はギャンブルをテーマにしちまったんだ、という話。
『警備員』という概念の拡張として本編中にも登場した『バウンサー(用心棒)』という概念があります。
海外ではバーやクラブやカジノなどの入口やホールで、もめごとを起こすような人間を排除する役割を追う人として認識されていますが、これは広義の警備員にあたります。
日本でもクラブでもめ事を仲裁したり質の悪い酔客を制圧したりする『セキュリティ』と呼ばれる仕事がありますが、とにかくこれがまず『警備』テーマのネタで避けて通れないな、と思ったのが一つ。
もう一つが、何かとポンコツ晒すリュールが、先の物語にあまり強く影響しない無双の能力を持ってたら面白いな、と逸ってしまったことが一つ。
あと、ここは小説筋を鍛える場なので、商業ではできない展開を練習しようと開き直ったのが一つ。
結果、とてもオリジナルとは言えないゲームを介した実質的な能力者バトルになってしまったのと、バウンサーとしては衛司より陽花里の方が圧倒的に注目度が高く、カドニクスカンパニーがあまり活躍できないわりに登場人物や賭場に関連する描写が多くなってしまい、結果として一般的な文庫一冊分より体感1,3倍くらいある分量になってしまいました。
次回更新以降の新章ではもう少し衛司本来の『警備』の力に焦点を当てた展開に戻していきたいなと思っております。
何かと実験的な文章にお付き合いいただいている読者の皆様には、改めて感謝申し上げます。
是非また、次回の更新をお楽しみにお待ちいただければと思います。
それではまた。