※第十章までのネタバレを含みます。
【概要】
(種族)ドリル・スシ
(年齢)42
(能力)構造を見極め、回転させる
古代のドリル族の王家「トライアングル一族」として生まれた身でありながら、「スシ職人」の道を極めた。故に構造を見極めることに特化しており、空気すらも回転させてドリルのような衝撃を発生させることができる。
3000年前にピラミッドを作らせた王族(十三代目)であり、当時の石化能力者によって石化させられていた。そこに主人公が気づいて、モグドンが彼の石化を解くことに成功。助けてくれた恩義で探検隊に同行している。
【性格】
高い誇りと威厳を持ち、古風で尊大な口調を崩さない。しかし、その本質は身分や伝統に縛られない自由人。優れた観察眼と知略を備える一方、時折ユーモアを交えた言動で周囲を和ませる。
【過去】
トライアングル一族は皆、プライドが高く傲慢なのですがギザンだけは異端児でした。当時は米を保存するためのものだった『寿司』の技術。それを王族がやるなんて考えられないのに、「行う」どころか「極めて」しまったのです。そんな自由すぎた彼は王位を剥奪され、あとを継いだ実の弟に国から追放されて……放浪者となります。
煌びやかな装飾を身につけ、才色兼備でいるのにも関わらず民衆の技術にも理解のある彼。当然、旅の先々で絶大な人気を得ます。そのうちの一つが未来に『ドドリ村』となる場所(集落)。そこで彼は『英雄』と呼ばれて慕われていました。
……そんなある日に彼の前に石化能力者が襲来。そいつは彼を石化すると、『英雄様の像を立てた』と集落の人々に伝え、完全犯罪を成功させてしまいました。結果的に、今のドドリ学園に石像が残っていたというわけですね。
ちなみに、その刺客を送り込んだのは『トライアングル家』の人間だったとか……。
【他者への評価】
カビ助→己の誇りを捨ててでも立ち向かう……実に面白い若者。弱さを知っているからこそ、汝には選べる道があるのだろう。
シャド→現代に生きる「リーラッシャイ」一族の末裔。かつては迷いと悔恨を抱えているように見えたが、今の彼からは、それらを乗り越えた強さを感じる。再び相まみえることが叶うならば、今度こそ、彼の握る寿司を存分に味わいたいものだ。
モグドン→我の石化を解いてくれた同族。判断したカビ助もそうだが、彼もまた命の恩人だ。その腕力は見事の一言に尽きる。
ピクコノ殿→我より年長のはずだが、不思議と親しみを覚える同族のドリル族。古代から来た我ゆえの感覚なのか、あるいは彼の朗らかな人柄ゆえか。理由は定かではないが、今後も良き友として付き合っていきたいものだ。
メドゥーサ→我を封印した忌々しき石化能力と同じ力を持った女。三千の時が過ぎているため、当然恨むべき対象とは別人だが……命の恩人の敵だと言うのなら叩き潰すことも辞さない。
ネネリア→最初から何かあるとは思っていたが……まさか、本当に我らに牙を剥くとはな、ネネ殿。されど、共に過ごした時に見せていた笑顔まで、全て偽りだったとは思いたくない。だが、あくまで探検隊の敵であろうとするのだな。ならば……我もその勇姿に応えよう。
I →認識を阻害する力を持った敵。我の能力とは相性が悪く、攻略には骨が折れそうだ。だが、これもまた我が人生に立ちはだかる試練の一つにすぎぬ。いかなる策を弄しようとも、必ず突破してみせようぞ。
【裏話】
前作で序盤ボス的な立ち位置だった『ピザード・トライアングル』と同じ一族の人です。しかしギザンは結婚していないため、直系の子孫というわけではありません。ピザードは彼の弟の子孫ですね。