カクヨムコン11に応募予定の新作を投稿予定です。
投稿を始めましたら、一章終わり(10万文字以上)までは毎日更新します。
今まで自分に足りなかった世界観などをしっかり詰め込み、主人公の格好良さや影響力を考えてプロットを練りました。
フォロワーさん向けにあらすじだけ先行で公開します。
凄く面白く書けていると思うので、楽しみにしていてほしいです!
『世界観』
人類は魔王を倒したが、その代償として魔法使いの9割が死滅した。
現在、魔法を扱える人間はごく少数になっており、一度も魔法を見たことがない人もいる。
『あらすじ』
文献修復士のラルフは、ある日突然解雇される。理由は上司の勘違い(無能)で。
職を失ったラルフは困り果てる。手っ取り早い職業といえば冒険者だが、長年のデスクワークと病弱な体では、最弱のゴブリンにすら勝てずに敗走する。
今さら就職も難しい。どうしたらいいのか、困りに困ったラルフはハッと思いつく。
「……魔導書を作ればいんだ」
古代文献を復元してきたラルフは、魔術に関する知識を人並み以上に蓄積していた。
今までは自分にとって無用な産物だと思い、特に気にも留めなかった。
しかしラルフは、羊皮紙と仕事道具を使い、一ヵ月間で独自の魔導書を制作する。
彼が行ったのは、既存の術式に潜む誰も感知できなかった非効率な回路を削除し、極限まで効率化した『外部演算型』の発明だった。
魔力を持たず、複雑な術式も必要なく、彼は「本を開いて読むだけ」で発動させることに成功する。
試し撃ちでゴブリンを消し炭にしたラルフは、その威力が常軌を逸していることに気づかず、「魔法って凄いなー」と感心する。
しかし本当に凄いのは、後天的に魔法を扱えるようになった人間は歴史上存在しておらず、ラルフが世界の革命を起こしていたことだった。
一方、世界は残党の魔族の手により人類滅亡の危機に扮していた。
人類最強の『十人の賢者(デカ・セレスティア)』たちは、視覚、聴覚、痛覚など、身体機能の一部を代償に戦い続けていた。
ラルフは彼らとの出会いを経て、魔導書を片手に戦場へ向かうことになる。
魔力を一切持たず、色白で貧弱なラルフは、周囲の誤解と、自作の魔導書による「習得不要・弾数無限」という規格外の力で、スローライフを楽しみつつ、世界の危機に挑む。