久々に完成致しました。茶原です。
では簡単に設定を。
皆倉犀
高校1年。金木犀から名前をつけました。花言葉は陶酔、気高い人、幽世。他にも通行人を引きつける香り。犀の最期そして、黒鳥オディールにふさわしい花だと思います。
ルッキズムを信じていた、そして、それを失った彼女の人生の価値は本当に失ったのか。痣を負い美しさを無くした彼女の最期は本当に醜かったのか。皆様はどう思いますか?
凛桜
苗字はあります。でも語り手の犀は知りません。平凡な凛桜に興味がなかったので。傍観者でありながら、犀を理解しようとした凛桜。妬みはしていたもののその美しさに憧れていた。
彼女は最後に知りました。犀の美しさは自由なのだと。
話は変わりますが「死」を「永遠の自由」って表現することもありますよね。センセイが送ったストックの花言葉は「永遠の美」…。なんてね。
センセイ
犀のバレエの先生であり、犀を形成した人間でしょう。犀の才能と美しさを評価し、犀はそれを全てだと思い込む。
3大バレエ演目のくるみ割り人形、眠れる森の美女、白鳥の湖。凛桜は去年くるみをやったから、他の演目だと思ったのに今年は白鳥。
痣を持つ犀が本当の美しさを理解するのに黒鳥オディールを知って欲しいというセンセイの贔屓。
先生と言えども人間。完全じゃないんです。
倉本璃々
犀のバレエスクールのひとつ上の先輩。犀に匹敵しうる唯一の存在でした。どんなにブサイクだのなんだの言っても、犀は璃々の技術を貶しはしなかった。唯一の犀の理解者となりえたけれど、お互いが尊敬してたからこそ、お互いが拒みました。
この話にはいくつかバレエの演目が出ますが題名にもなってる白鳥の湖。
王子様が魔法をかけられ昼間白鳥になってしまうオデットに出会い恋に落ちます。その後舞踏会に現れた悪魔の娘オディールがオデットの振りをして現れ、王子様は騙されて永遠の愛を誓ってしまう。
絶望したオデットは湖に身を任せてしまい、王子もオデットのあとを追います。死をも厭わない2人の愛に悪魔は滅びる。
オディールは悪魔の娘でありますが、黒い衣装を纏うことから黒鳥とも言われます。
この演目の特徴がなんと言っても、白鳥と黒鳥を同一人物が踊ること。
オディールの方が好きな犀が美しいというものはオデットのような存在達でした。
最後醜い痣、黒を認識し美しいと思うことでオディールに美を覚え、センセイが醜いといった犀の認識をとることが出来ました。