2話の後半に千歳と美有の出会いがありますが、読者様から「美有の仮面はどういった仮面なのか?」という質問を複数いただいたため、美有の見た目や仮面の詳細について以下の通りに修正しました!
【修正部分】
「あ、起きた〜?おはよ〜」
まるで友達にでも話しかけるような馴れ馴れしい口調。目の前には俺と同い年ぐらいの薄紅色髪のショートヘアに奇妙な仮面をつけた少女が座っていた。
その仮面は顔全体を覆っている真っ白な板に、にっこりとした笑顔が大きく刻まれている。一見、可愛らしいようにも見えるが同時に狂気じみた笑みにも見え、不気味さも生じる仮面だ。
(てか、なんだ?この柔らかい感触は……)
数秒考えて俺は気づいた。自分の頭がしっかりと少女の膝の上に収まっていることに……。
「うわっ!」と慌てて俺は飛び起きた。