空き缶文学(迷走中)

ここは大門寺プロダクション。立ち上げたばかりの小さな芸能事務所だ。 「おはようプロデューサー。そう、君は今日から新人プロデューサーだ。これから紹介する彼女たちをトップアイドルと…

雨の日に出会った、他校の女子高生・黒松ヒマリ。 三つ編みと丸メガネ、どこか近寄りがたい雰囲気なのに、なぜかノアは彼女が気になってしまう。 少しずつ距離を縮めていく放課後と、時折見…

全部で10編の断片集となります。 これはタイトル通り、孤独を眺める断片集です。 静かに読んでいただけたら嬉しいです。 無事に完結しました。

剣も魔法も苦手な臆病な少年・レオン。 彼は「勇気の魔法」を遺した異世界人の伝承を信じ、山へと挑む。 試練の先にあるのは、力ではなく“勇気”を受け継ぐこと。 仲間との出会いと別れ…

魔王が現れた時、女神が勇者を選ぶ。村で暮らすマリィは勇者に憧れていたが、選ばれることはなかった。兄が勇者として選ばれて複雑な心境になるマリィは、ある日、村人から依頼された魔物退治…

都内の小さなライブ会場で、舞台に上がっていくアイドルを見届けるプロデューサー視点の短い話です。

　国内最大の都市で暴走が起きた。原因不明、逃げ惑う人々は一瞬にして強力な電圧で殺されてしまう。非常事態に国家も都市も機能しない。でも、なんでだろう、ビル群の隙間でしか見えなかった…

【KAC20255】参加作品です、よろしくお願いいたします。

不思議な女の子と古本屋の青年のやり取り。

KAC20251参加作品です。よろしくお願いします。 ちょっと不思議な、あるひなまつりのお話。

2025.11に修正して再公開しております。 軍事国家の大陸を旅する赤ずきんは若い狼を連れて、行く宛てなく何でも屋を続ける。 内戦の跡地、新たな組織の存在、人食い狼とは、自分は何…

俺の息子に彼女ができた――。 家族みんなで喜ぶことなのに、俺は喜べなかった。 彼女を通して知らされる残酷な事実と、選択の時間が迫ってくる。 どこで間違えたのか、これからやり直せる…

掌編です。

とある町に、赤ずきんと親しみを込めて呼ばれている少女がいました。 そこにやってきたみすぼらしい狼は、なんと喋るのです。 彼は赤ずきんに訊ねます。 「君も赤ずきん？」

　デビューを目指して頑張る女の子とデビューした女の子の短いお話。

雨が降っているなか、男はただ歩く。無感情に、ただ故郷を目指す。

主人公ミナト(仮名)は退屈しのぎと好奇心でマッチングアプリに登録する。すると早速３人からアプローチが……。 出会いよりも面白さを優先にしたいミナトは、３人にとんでもない秘密がある…

大陸を旅する剣士・アルトリアはとある町に到着。魔獣退治という依頼を受けて森に向かう。

3人の少女は戦う。無人高機動戦闘ロボットは突如人々を殺戮する危険な脅威となった。民間人を救うため軍はロボットと戦える特殊部隊を結成。志願した少女達は己の夢の出発地点として、戦いに…

ここはどこかの田舎町、夏休み。 主人公のひゅうちゃんは悪夢にうなされながら目を覚ます。 決して口に出せない秘密を抱え、臆病に襲われながら過ごしていく日々のなか、静かに、微かに壊れ…

町のはずれ、森近くの小屋で暮らす仲の良い姉妹と喋る熊がいました。 貧しいため小人狩りをして生計を立てています。 この世界の小人は人を食べる恐ろしいモンスターで人々は恐れていました…

大学2年生の春斗は同じ学科の友人達と昼食を取っていた。 時間が余り、友人の1人がババ抜きをしようと提案、しかも罰ゲーム付き。 『負けたら誰かに告白する』 春斗は友人の発言を咎めた…

　赤ずきんと、言葉を話す老狼が、何でも屋をしながら、陸を旅する物語です。 　愛してるってなんだろう。 　登場人物のメインは赤ずきんと狼です。 　童話モチーフを再構築した、銃と旅の…

　普通自動二輪免許を持っている筆者、マシンについての知識はあんまり持ってないよ。誰かにバイクを勧める気もなしだよ。日常のひとつとしてバイクが出てくる程度の短編集を不定期更新で投稿…

ヒーローに憧れていた幼稚園、だんだん夢が分からなくなって、人付き合いも苦手になって、高校一年生になった切原永利は周りの声を遮断するようにイヤホンをつけ、お気に入りの曲を聴いて過ご…

アンデルセン童話の「雪だるま」です。 ほとんど内容がそのままです。

中学二年生の片桐トウヤは一目惚れをしている。校舎の窓から見えた綺麗な女性に、誰にも言えない片想い中。 中学一年の時から同じクラスで、席も隣が多い上川マツリは何かとトウヤに声をかけ…

御者と女性は二人で旅をしている。薄暗い山に入り、鬱蒼とした森が広がる道を進んでいく……――。

白雪姫はとても美しいお姫様である、誰もが見惚れてしまうほどに美しい、それ故継母に疎まれていた。 国王は娘であることを忘れ、狩人は美しさに見逃す。 嫉妬に狂った継母に、二度殺されか…