【執筆中のつぶやき】
どんな作品にも、複数の要素が入っているものだと思います。
シリアスでも、ときどきコメディだったり。
バトルあり、友情あり、恋愛あり、だったり。
この作品は、「こういう作品」です、と言い切るのは、なかなか難しいのではないかと思います。
拙作も、かなり曖昧です。
ですが、「とある事件の決着のつけ方」で、拙作は「バトルアクション」ではなくて、「ヒューマンドラマ」なのだと、実感しました。
作者なので、いちおうは、「たぶん、ヒューマンドラマだよね?」くらいには思っていたのですが、「やっぱり、ヒューマンドラマだよ!」と、自信を持った……というか。
山場での盛り上げ方が、「バトルアクション」と「ヒューマンドラマ」では、まったく違うのです。
「どこで魅せるのか」に特徴が出ます! ……たぶん。
超長編の拙作で説明をすると、長~くなるので……。
たとえば、「囚われのヒロインを助ける話」の場合。
「バトルアクション」ならば、主人公がカッコよく敵を倒すところに重点を置き、「恋愛」ならば、敵を倒したあとの二人のシーンに重点が置かれる、という感じでしょうか。
自分の作品の本質はコレだ!
と、自信を持って言えるようになると、作品にブレがなくなっていいんじゃないかなぁ……なんて思います。
逆に言えば、ここを間違えたら、せっかくの作品が台無しになるのではないかと……思います。
(……実は、決着の付け方で「え……?」と思った作品を読んだことがあり、あのときは呆然と……)
【更新予定】
『ヘイシャオ、刀を取れ』
『お前の最期を『〈蝿〉』で終わらせたくないのならな……!』
月影が支配する薄闇の部屋に、リュイセンの叫びが木霊する。
〈蝿〉の魂が震えた。
けれど、この郷愁は『ヘイシャオ』の記憶が見せる錯覚だ。
そして、〈蝿〉は――。
『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517
第二部 比翼連理 第九章 潮騒の鎮魂歌を
1.月影を屠る朝の始まりを-3
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517/episodes/16816927862727745790
(公開時間になりましたら、アクセスできます)
明日、金曜日 20:20 公開です。
※第二部 第九章は、
2022年5月13日 ~ 2022年9月2日 毎週金曜日 20:20 定期更新です。
【制作ノート】
以下、恒例の執筆裏話「制作ノート」です。
(少しネタバレを含むため、スペースを空けます)
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「鷹刀の後継者2」
リュイセンは、ずっと「後継者として、今ひとつ」と思われてきました。
本人にも、未熟だという自覚があったと思います。
リュイセンは、どんなに頑張っても、総帥イーレオのようにもなれなければ、次期総帥エルファンのようにも、もと後継者の兄レイウェンのようにもなれません。
けれど、リュイセンには、リュイセンにしかなれない、後継者の形があると思います。
そして、おそらく、リュイセンでなければ、〈蝿《ムスカ》〉が認めることはなかったと思います。
リュイセンを書ききったようなエピソードでした。
……ですが。(以下、読むと残念な気分になる裏話)
リュイセンが怪我をしていなければ、この展開にはならなかったんですよね……。
リュイセンが無傷なら、同じ展開でも〈蝿《ムスカ》〉は、反発したままだったと思います。
つまり、リュイセンが怪我をしていたことが重要で、なぜ怪我をしたかといえば、ファンルゥを庇ったから。
なぜ庇うことになったかといえば、展望塔に向かうファンルゥが心配で、リュイセンが見守っていたから。
そして、案の定、ファンルゥがピンチになったから。
なぜ展望塔に向かうファンルゥを見守ることになったかといえば、本当は、さっさと逃げる予定だったファンルゥが寝落ちしたため、部屋に来たリュイセンが彼女と会うことになり、言い争いのような状態で彼女と別れたから。(しかも、年長のリュイセンが、小さなファンルゥに諭されている……)
つまり。
ファンルゥが寝落ちしなければ、この展開にはならなかった。
――というわけです。
(ついでに、ルイフォンが自分が鍵を自在に操れることに気づくのも、ファンルゥが寝落ちしたから。このことによって、時間を気にせず、リュイセンとゆっくり腹を割って話すことができたし、夜中に〈蝿《ムスカ》〉との対決ができるようになった。……〈蝿《ムスカ》〉は起きていたけど)
メイシアが外部と連絡を取れるようになったのも、ファンルゥが脱走してメイシアのところに来たから……と、考えていくと――。
ファンルゥが、すべての解決へと導いてくれていた! ――のでした。
ファンルゥが最強です!
そんなわけで、やはり『デヴァイン・シンフォニア』は、「バトルアクション」ではなくて「ヒューマンドラマ」なのだな、と思います。
――しかし。
まだまだ、第九章は始まったばかり。余計なことは秘密です。
【次回予告】
〈蝿〉が、無血で刀を引いた。
〈蝿〉は、リュイセンの配下に入ると告げたという――。
信じられない朗報に、しかし、ルイフォンは素直に喜べないでいた。
何か裏があるのではないか。
ルイフォンの内部で、猜疑心が広がっていく……。
『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517
第二部 比翼連理 第九章 潮騒の鎮魂歌を
2.終幕への招待状-1
よろしくお願いいたします。