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【更新】第三章4-3 第三章最終話です。ありがとうございました

『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』
  https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517

 4.渦巻く砂塵の先に-3

 更新しました。

 ついに、第三章ラストです。
 たくさんあると思っていたストックがなくなりました。来週、『幕間 《悪魔》の棲み家』という短いエピソードを投稿して、しばらくお休みに入ります。
 第三章をお読みくださった方、本当にありがとうございました。
 現在、第四章最終節を執筆中です。頑張ります。
(以下、少しネタバレを含むため、スペースを空けます)









 第三章は、いよいよ敵が動き出した章でした。
 第一章は、ルイフォン、メイシアなど、ごく中心の人物の顔合わせ。第二章は、ルイフォンを取り囲む環境、人々を出してきました。
 そして、第三章で「敵」が動き始め、タオロン、《蝿(ムスカ)》の登場です。
 頭脳派であるはずの主人公ルイフォンのアクション満載(?)、ヒロインのメイシアまでもが肉体労働に駆り出された章でした。
 最後のほうで、やっとリュイセンの出番がありました。同時進行で、屋敷でもミンウェイが何やら大変な様子です。

 第三章を書き始めたばかりの頃は、実はミンウェイにスポットを当てていませんでした。ひたすら、ルイフォンが敵に立ち向かう感じでした。そして、書いていくうちに「何か違う」と思ったのです。
 肉体的には圧倒的に不利なルイフォンが、敵を倒しても魅力がないのです。勿論、機転を利かせて見せ場を作るのですが、苦し紛れの奇策にしかなりません。それは戦闘シーンで魅せる、とは言えません。
 もし、戦闘で魅せたいならば、主人公の戦闘能力を登場人物中、ほぼ最低に設定してはいけなかったのです。(チンピラ相手には余裕だけれど、作中で敵対するような相手に対しては、ほぼ赤子同然 byリュイセン)
 この作品の根底に隠されている「謎」。そこに至るまでの登場人物たちの心理と行動――これが、私の書きたいものです。戦闘シーンも嫌いではありませんが、それがメインというわけではなかったのです。
(暴露すると自分の首を絞めるのでぼかして言いますが、私が書いているのは厳密には「戦闘」シーンではない、ということに最近気づきました。落ち込んでいます)
 そんなわけで、第三章は、ルイフォン、メイシアだけでなく、周りの人物にもスポットを当てていきました。もともと群像劇のつもりでしたが、そのわりには第二章までが中心の二人のみに偏りすぎていたようです。

 第三章で、より群像劇に舵を切った本作は、第四章では更に周りの人物中心に描かれていきます。ともすれば、主人公たちの存在を忘れたかのように。
 作品の構成としてはアンバランスだと思います。けれど、このほうが絶対に面白い。そして、第一章、第二章で、ミンウェイやリュイセン、あるいは敵方のタオロンにスポットを当てていたとしても、おそらく読者の興味はそれほど惹かなかったと思います。なので、アンバランスでもこれでよかったのではないかと思います。

 この先の第四章。おそらくは万人には受けないし、第三章まで読んでくださった方も離れていくかもしれません。それは仕方のないことだと思います。
 ――それでも私には、これしか書けないのだから。
 渾身の第四章。早くお届けしたいです。


 そして、ここまで読んでくださった方に質問です。
 第三章投稿中は、ネタがあってもなくても、とりあえず、執筆中の小話を書いてきました。これはあったほうが良いのでしょうか、ないほうが良いのでしょうか。
 知らないほうが良かった話もあるかもしれません。言い訳になっていたこともあると思います。本文に加え、やたら長い小話まで付き合って下さるのは苦痛だったかもしれません。
 第四章では、こういうのを書かないか、書いても「戦闘シーンを書くために、『勇者の剣』を百均で買ってきたよ!(←実話。そして、武器が長いほうが圧倒的に有利ということを実感した)」というお気楽なもののほうが良いでしょうか。
(小話を2000文字書くくらいなら、本文を書いて早く投稿できるようにした方がいいのかな、という気もしました)

 ともかく。第三章投稿中、本当にお世話になりました。
 どうもありがとうございました。
 次週の、謎の幕間のあと、書き溜め期間に入ります。

6件のコメント

  • こんにちは。

    ついに第3章の終幕、そのエンディングは次へのざわめくような余韻と、来るべき全面抗争をにおわせるようなものだったと思います。そしていまだ混迷しているメイシアをとりまく謎。

    第三章はおっしゃるとおりルイフォンの活躍回でした。私はこういう戦闘シーンはヒット&アウェイ、のリズムが効果的だと思っており、そういう意味では最後まで緊張感をもって物語を楽しめました。
    (余談ですが、私の若君もヒット&アウェイを意識して戦闘シーンを組み立てました。学校での襲撃、教会への追撃、そして最終決戦。まぁ効果的だったかどうかは読者判断ですが…)

    この物語、たしかに武力とか強さが物事を解決していく話ではなく、そこが大変魅力的な物語です。絡まった因縁・問題をそれぞれのキャラクターが持ち味を生かして解決していく、そこに主眼があるのがなんとも面白いところ、それ故にキャラクターの掘り下げ、思考パターンの構築はもっとも気を使うところですね。すごく大変そうですが、このままこの物語を見守っていきたいと素直に思えます。
    ということで応援してます!
    第4章の執筆頑張ってください!

    で、ノートの話題ですが、
    今書かれている制作ノートを大変楽しく、興味深く読んでおります。
    せっかくの大作、軽い読み物にしてはもったいないし、本編を読み終わった後の余韻が楽しめるので、現状続行を希望です!

    ではまた!

  • 関川さん
     コメントありがとうございます。
     お返事が遅くなってしまって申し訳ございません。

     若君の襲撃→追撃→決戦は、息もつけない面白さ、迫力でしたね。そうそう、さつきちゃんも、彼女自身が強いわけではないから、どうやって戦うか、ではありませんでした。
     読んでいるとき、背中の後ろが気になって仕方なかったです。何かが襲ってくるような気がして……。主人公と一緒に、恐怖を味わう楽しさ。純粋に「戦う」のを魅せるだけではないんですね。「戦闘シーン」奥が深いです。
    (でも、さすがにルイフォンが小手先の技で切り抜け続けるのは、作者として不憫になってきました。他所のところで、「ルイフォンが武闘派ではないのは分かっているので、今のままでいいのだけれど、一つだけ『特別に足が速い』とか『ナイフ投げは神業』のような、彼のイメージを壊さない範囲で、何かの特技があったらよかったかもしれません」と言われました。これ、なるほどなぁ! と思いました。そのうちルイフォンに特技ができているかも……)

     この物語は、「人間」を書きたかったんです。リアルにこだわるのも、そのへんが理由かな、と思います(実在の筋弛緩剤とか)。だから、キャラクターを掘り下げないと駄目なのです。それはおっしゃるとおり大変な作業ですが、楽しい作業でもあるんです。
     けれど、苦しいのは「それをどうやって、読者に興味を持って貰えるように伝えるか」。細かくキャラクターの背景を作ったところで、それをそのまま書くのでは、見知らぬ他人の履歴書を見せられたようなものじゃないかと思うのです。
    「『じゃ、この人をヨロシク』と言われても、ねー?」
    「カッコイイって書いてあるけど、どうしてカッコイイの? どんなふうにカッコイイの? それで私がファンになるとでも思っているの?」
     なんて、声が聞こえてくるのです。
     自分の頭のなかにあるイメージを文章にするのは、本当に難しいです。
     そしてまた、これを言ったらおしまいですが、ネット上では、あまり詳しく書かれている小説って、苦手だなー、って言われてしまうんですよね。娯楽として気軽に小説を楽しもうとしたときに、私のイメージを再現できるような文章は、情報量が多すぎて読者は疲れてしまうんです。娯楽を求めて疲れてしまっては元も子もないから、当然だと思います。(ネットに載せる話じゃないよね、とほうぼうで言われています……本当にそう思う)
     まぁ、そんなことを言っても仕方ありません。上手に情報量を調整しつつ、そのキャラクター「らしさ」を魅せる! 書き続けていれば少しは上手くなるはず! と思って頑張ります。

     雑談(制作ノート、というほど、役に立つものではないです。でも、「制作ノート」って言葉、格好いいなぁ、使っちゃいたいなぁ)ありで良いのですか。
     嬉しいです。
    (実は、関川さんなら、書き手の裏話は気になる、とおっしゃるんじゃないかな、と予測していました)
     せっかくそう言ってくださったので、また、ちょこちょこ書いていこうと思います。
     来週、幕間が入ります。そのときも、ちょっと言い訳めいたことと、書き手としての私の判断を書いてしまうと思います。余計だ、と思ったら、見ないふりでお願いします。
    (そのあとは、数カ月のお休みです。すみません)

     毎週、毎週、丁寧なご感想と、励ましのお言葉ありがとうございました。
     ものすごく嬉しかったです!
  • またまたこんにちは。
    こちらこそ、楽しい時間を過ごさせてもらってます。ノートでのやり取りも大変楽しく参考にさせていただいてます。こちらのノートにもいつも書き込みしていただきありがとうございます。結構密かに読んでくださっている人もいるようです。

    「制作ノート」の言葉使った方がいいですよ。そんな雰囲気ですし。

    ちなみにせっかくですので、私の抱いているルイフォン像を。
    彼は身のこなしは一級品、攻撃としての戦闘力は今一つ抜き出たものがないが、きっかけ次第で化けそうな気がする。
    情報収集のエキスパートで頭がきれる、だが策を弄するタイプ(非情なタイプの策)ではないため頭脳が生かし切れていない、でも性格がいいのでみんなに密かにかわいがられてもいる。
    今まで読んできた彼の印象はこんな感じでしょうか。
    もちろん私個人の印象ですので、もっと他の感じ方をしている人がいるのは大前提です。

    ちなみに細かい情報の埋め込み、についてですが、これを楽しむ読者層も確実にいると思います。私もそうです。
    漫画では士郎正宗のアップルシードなんかも楽しかったし、小説では
    チャックパラニュークのファイトクラブなんかも情報の洪水で結構楽しく読みました。しかもその情報、脇を固めるだけの、しかもなんともマニアックな情報ばかりが詰め込まれてました。
    ちょっと路線が違うと思いますが、なんとなく書きました。聞き流してください。

    ということで来るべき第4部を楽しみに待っております。
    執筆頑張ってください!
    ということで今後ともよろしくお願いいたします!
  • 静流さん、

    更新まだかな〜、と待ち続けても、なぜか更新情報に静流さんの名前が上がってこないので、不思議に思ってこちらを覗いてみると……あれれ?更新されてる……いつの間に?

    で、もう一度、マイページの更新情報を見てみると……名前がない。あれれ?と思いながらスクロールダウンして行くと……ありました。なぜか去年の11月に日付で最新話が更新された事になってます。なぜ!?

    びっくりしたので思わずその気持ちをコメントにしてみました。新エピソードの内容に関係なくてスミマセン。

  • 関川さん
     コメントありがとうございます。
     ルイフォン像、ありがとうございます。参考になりますし、純粋に嬉しいです。
     いただいたお言葉に「そうそう、そうなんです」などとお答えしたいところですが、それは作中でやらないといけないと思うので、ここでは書けません。すみません。自分の作ったキャラクターがどんなふうに見えているのかを教えていただいたのは、貴重な情報です。ありがとうございます。

     情報の詰め込みを楽しむ読者層。どのへんにいるんでしょうね。
    (それを探して、あっちこっちのサイトを彷徨っています。プロフィールに登録サイトを全部書くと「節操なし!」という感じで恥ずかしいんですが、重複投稿する際には明記しないとトラブルになるので書いています)
     私だけに限らず、読者も作者も、良い出会いがあるといいな、と思います。自分にピッタリの作品、自分の作品をピッタリと言ってくれる読者。うまくいかないかな。

     励ましのお言葉、ありがとうございます。
     正直なところ、「ここまでを読んでくれた読者」の予想と違う展開になっていくと思います。それは本当に申し訳なくて、気が重いのですが、自分の考える面白さで頑張るしかありません。
     こちらこそ、よろしくお願いします。
  • 由海さん
     ご連絡ありがとうございました。
     私も今確認したら、本当に11月になっていました。たぶん、この日付は、予約投稿をした日だと思います。
     でも、何故、今回に限って予約投稿した日付が!? しかも、公開されたのは、ちゃんと昨日だったはず?
    (しかも、実は誤字を指摘されて、さっき修正して更新しました。そして、最終更新の日はちゃんと今日になっている……???)

     なんか気になるので、一度、非公開にして再び公開にしたのですが、変わりません。
     一度消して、再投稿も考えたのですが、そしたら、せっかくいただいた応援コメントが消えそうなのでやめました。
     本当に、どうしてでしょう?
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