正直百合コンに間に合わせる為にかなり展開を端折ったのは少し後悔している。
書き直す気はないけど、仮にそうなると今の倍以上のボリュームで内容も少し変わるだろう。
さて。
先ずは読んでもらわないと話にならないのでインパクトがある始まりをしたいと思っていた。
そこで2人が惹かれて恋人同士になる迄のステップを無視した所謂エンディング後の世界観的な話にしようと決めた。
なので記憶喪失ものにした、この判断は我ながら良かったと思っている。
タイトルの時点でオチている。
いわゆる出オチ系の作品なのでそこから話を展開する必要があったが、過去編を挿入するタイミングが遅れたのが反省点その1。
プロローグか1話の後ぐらいに一端書くべきだった。
記憶喪失でヒロインとの関係性がリセットされた現在の主人公と、思いが通じあって恋人同士になっている時の主人公の対比を先に見せた方が良かった気がする。要反省。
章分けをしたが別に要らなかった気もする。
一応前半は主人公のありさ、後半は紗良をメインに据えて書いていたつもりだが結構な割合で主人公視点で描写していたのがネックになって上手く機能していなかった。反省点その2。
主観視点じゃなくて第三者視点で書いた方が良かったかな?
でもそれじゃありさの底抜けに明るいキャラを出せそうになかったから仕方ない。
記憶喪失の原因、というか要因である敵役。
思えばこれは無理に存在させなくても良かったかなって気もしている。
ありさのキャラクター性的にその辺で転んで大事な記憶が無くなったPONキャラでも物語は動かせたかな、と。
自分的には描写しておいたつもりだが、ありさは内心のテンションが高いだけの一般人で真にヤバい性格や重い愛を持っているのは紗良の方である。
その立証としての敵役であったが、今思えば日常生活の中でもう少し上手くヤバさを表現出来たかも知れない。
エンディング辺りは個人的には満足。
特別な出来事は起きないし特殊な事件もこれ以上起きない、ただ2人が一緒に歩んでいく人生が続いていくという終わり方。
ハッピーエンドよりのノーマルエンディングと言った風体、実際には何か起こるかもしれないし起きないかもしれない。
そこは2人の今後次第。
総評すると限られた時間内で作品を仕上げる経験を積めた事はプラス。
もっと上手く物語を動かせたのではないかという反省もあるが、概ね終わり方に満足している。
たまたま百合コンがあるのを知って、じゃあ書いてみるか〜と思い立ったにしては良くやれてたかな?と。
とても楽しかったです。
また百合作品を書いてみたい。