フグ毒のGC-MSスペクトルは下記画像のようなものとなります。
フグ毒の重さ(分子量)が320に対し、MS測定にも320のピークがあります。
(この320は測定上の都合で水素H分の重さ1だけ多くなっている)
他ピークとも照らし合わせるとフグ毒と決定できます。脱水フラグメントとは水の重さ18を引いたものです。MSは物質を破壊しながら測定するため、水のように外れやすい部分があると一番初めに外れてしまいます。
※作中の架空の測定結果をもとにAIで作成したイメージ図です
フグ毒の分子構造は右上のようなものですが、全合成が可能です。全合成とは単純な既存の物質から右上の形まで人間の手で合成することです。
こんな複雑な形の化合物を人間は狙って作り出せるのです。
