放射朗

　全65話、122,226文字の長編作品となりました。最初に考えていたのとはラストが異なりましたが、良い終わり方にできたと思います。
　当初は、日本の世界で凛々子とともに死んで、その後ソラリムで生まれ変わる予感を残す（胎内でリリーとケンタの声を聞く）という結末を考えていました。

　しかし、最終的には死ぬ直前、壊滅した日本でのサバイバルを匂わせる展開に留めました。
　その方が読者の想像力を掻き立てるのではないかと思ったから。

　それに、この終わり方ならⅢを書く余地もありますからね。まだ構想もできてないけど、書きたい気持ちはあります。

　この物語を読んでくださり、そして温かく応援してくださったことに、心より感謝申し上げます。
　今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。