本文に組み込もうかとも思ったのですが分かりづらくなるかと思い注釈として。
武具を作る時には色々な要素があります。
クオリティー:本文にも書きましたが、この世界では、ロウクオリティー、ノーマルクオリティー、ハイクオリティー、アーティファクト、レジェンダリーの五段階の物が確認されている。
作れる物としてはロウ、ノーマル、ハイの三段階しか現在の所作成できる物は無い。
ヘファイストスは『アリステリア』様から頂いたスキル値が高すぎる為、希少金属のミスリルでアーティファクトが作れてしまった。
ただし、現段階での話。
ちなみにミカはスキル値の関係でミスリルを手に入れてもノーマルクオリティーまでしか作れない。
今後に期待。
人の作った「聖剣」と呼ばれる物は第一席であった紅玉(今後に登場)がミスリルで作り上げたハイクオリティーのミスリル・ロングソードが各国に一本ずつあるのみで、全ての鍛冶師はそれを目指している。
公国ではベルゼバブの配下が危険性(ミスリル製の武器に魔力を込めて魔族を殺せる。)を認めて宝物庫の禁忌庫に封印してしまった為、現在は行方不明である。
王国では現在の所不明。
それと、この世界で魔剣として呼ばれている物は、二種類あり、基本的にプロパティーが多くついているだけのマジックアイテムである。
段階で言うとアーティファクト以上の物である。
例えとして、ドラゴンの牙で作られた「竜牙剣」などは竜に対する特効を持っている為、かなりの高額で取引される。
各国共に何本かずつの保有をしている。
魔法は付いていると言うカテゴリーになっているのだが、バルロンデーモン以上の上位悪魔には通用しない物もある。
王国の魔剣は国王がベヘモドに支配されてから普通のロングソードにすり替えられている。
各国ともに特に何かを倒したとかそう言う逸話はない。
あるのは・・・今後のお楽しみで。
プロパティー:武具に付けられる性能の事。
まず武器、ライフリーチ(体力吸収)の吸収系や、命中率向上らのバフ系から、回避率低下、命中率低下等のデバフ系や耐酸性等の補助効果まで幅広くある。
ルニック改良では攻撃速度増加などの効果も含まれる。
防具、練成で付けられる物として、最大体力(ヒットポイント)増強や最大スタミナ増強等の上昇効果からマナ消費軽減、秘薬低減効果等の補助系がある。
ルニック改良では最大STR増強、最大DEX増強等ステータスアップの効果が付けられる。
それぞれの防具には耐性が決められており、その値はインゴットや素材で最大値が違い作成した物の初期の数値は鍛冶師の腕前(スキル値)で決まる。
防具の耐酸性は毒抵抗値(後程説明致します。)に依存する。
ただ、練成の無かった(正確には継承されなくなった。)世界の為、練成等で武具にプロパティーを付ける事が出来なかった。
その為プロパティーの付いている武具はマジックアイテムしか無く貴重品として重宝されている。
強度:その武具に付けられるプロパティーの合計値。
プロパティーの数の事では無い。
あくまでも、どのくらいの力(この場合は付けられるプロパティーの全体の数値)に耐えられるか示した値。
例えば鋼の強度は500で付けれるプロパティーの数は五個、数値で例えると速度増加を100、これに最大STR増強、100。
最大DEX増強、100。
命中率向上、100。
武器ダメージ増加、100の合計で500と言った感じである。(数値は分かりやすいようにした物です。)
現段階では500で固定されている模様。この数値が大きければ大きい程、性能の良い物や効果の大きい物が練成出来る。
または、ルニック改良出来る。
ヘファイストスはスキルのおかげで、その強度を数値化して見る事が出来るので細かい調整が出来る。
強度が限界を超えるとルニック改良、そしてその後の練成が出来ない。
耐久値:その名の通り武具の耐久値。
この値が無くなると武具は壊れてしまう。
なので大きければ大きい程良い。
武器の頑丈さを表す値。
武具を作った時に鍛冶等の腕前(スキル値)で値が決まる。
修理を行う事で最大値まで回復するが鍛冶師の腕により最大値が減ってしまう。
その為に良い鍛冶師のとしての腕が求められる。
ちなみにミカ程の腕前の鍛冶師が修理しても最大耐久値は減ってしまう。
この世界では「鑑定」スキルがあればこの値が見れる。
抵抗値:敵の攻撃にどれ程抵抗できるかの値。
防具の抵抗がいくら高くてもダメージが0になる事は無い。
各抵抗は物理、炎、冷気、毒、エネルギーと五種類あり高ければ高い程ダメージが少なくなる。
それに付随する追加効果も受けにくくなる。
上記でも示したが例として、物理抵抗ならば打撲や骨折等、炎抵抗が高ければ火傷等、冷気抵抗であれば凍傷等、毒であれば毒や耐酸性等、エネルギーであれば魔法や雷等の感電による麻痺等がそれである。
硬度、軟度:インゴット等の素材にある固さや柔らかさを示す値。
銅、金、銀、鉄、鋼、ミスリル、オリハルコン、アダマンタイトと順に軟度が下がり硬度が上がって行く。
例で言えば銅は軟度が高く、硬度が低い為、武器には向いていない。
ただ、掘りやすくしかも安価な為、初級の冒険者や駆け出しの鍛冶師等に良く使われる。
冒険者も鍛冶師も一人前になると鉄を扱うようになり、やっと駆け出しを卒業したと周りから見られる。
一線級の冒険者達や鍛冶師達はそれ以上の鋼を使う。
ただし、上記でも記した通りハイクオリティーを作れなければ鍛冶師としては一線級、腕利きとは認められない。
鋼のハイクオリティーを作れる鍛冶師はこの大陸にはめったにいない。
その中でも特別なのがエクスィ・スィデラスと呼ばれる六人の鍛冶師である。
もちろんその鍛冶師達は鋼のハイクオリティーを作れ、更に国から優先的にミスリルを使用して武具を作る事を許されている。
ただし、ミスリルでハイクオリティーを作れるのは引退(引退の訳は今後出てきます。)した紅玉だけだった為、現在では作れるのは誰もいない事になる。
国の儀礼用ではあるがミスリルを扱う事が出来るのが空席以外の四名のみ、その為、ミスリルを扱えるのは席の順位を優先としている。
ミカは順位としては第六席ではあるが師匠が第三席だった為、特別にミスリルを扱った事がある。
翠玉のじい様は弟子のミカには甘かったようである。
拙者の脳内設定ですがまだまだあります。
今後登場する予定のインゴットや素材で説明した値が変わってきます。
どういう物が登場して、どういう効果があるのかは、今後のお話なのでお楽しみに。
物語の中で皆様に分かりやすく伝えたいのですが、拙者の稚拙な文章では伝えられない部分もあるだろうと思い、此処に記しておきます。