『十七侯爵英雄譚』は、中世イングランド風の異世界が舞台になっています。
ブリタニア王の権威が衰え、全土に散らばった十七の侯爵家が割拠する世界です。
王権は神に与えられ、社会は王によって与えられます。
王から授けられた侯爵位の象徴として、『侯爵徽章』というものを設定しました。
各侯爵家ごとに異なるデザインで、金銀や宝石を用いた凝ったデザインになっています。
侯爵はこの徽章を肌身離さず身につけています。
王位を象徴する王冠のような、侯爵位を象徴するペンダントのようなもの、と思ってください。
ダリオン・レスタロス侯爵の徽章は、ゴールドと赤いルビー、今日から始まる第3章に登場するパーヴェル侯爵の徽章にはサファイアとエメラルドが用いられ、同じく第3章で登場する弱小侯爵ランヴァール家は、黒曜石とゴールドの徽章、と設定しました。
徽章の色は各家を象徴する色であり、戦場で掲げる旗印や、陣地に張り巡らす幕にも用いられる、はず。
各侯爵家の徽章のデザインを想像しながら読んでいただけると嬉しいです。