読者の皆様、いつも『人類を裏切った少年』を応援いただきありがとうございます。M-maoです。
最新話のあとがきでも触れましたが、今後の更新スケジュールについて大切なお知らせがあります。
■ 更新ペースの調整について
誠に勝手ながら、仕事の繁忙と体調不良が重なってしまったため、来週より更新頻度を以下のように調整させていただきます。
更新日:毎週【月・水・金】
更新時間:変更なし
■ 【裏設定公開】Web版で泣く泣くカットした要素や裏話
物語は魔界のアルタナス連邦へと舞台を移し、新たな幕が上がりました。ですが、Web小説としてのテンポを重視した結果、初期の構想からかなり多くの部分を削っています。今回はその裏話を少しだけ。
【グランディ編について】
まずはグランディ編ですが、この部分の改稿については個人的にかなり満足しています。リメイク前を読んでくださった方はご存知かと思いますが、以前は少し長すぎましたし、物語の重心もズレていました。かなりの時間をかけて今の形に修正し、さらにルーシーの出番を追加しました。設定上、彼女はタリアと似ているため、監獄でエドがルーシーと出会った際、過去の辛い記憶と本能的な恐怖が同時に爆発する……という展開になっています。
【天空の方舟編について】
旧版の読者にはお馴染みの『天空の方舟編』ですが、思い切って全カットしました。このエピソードはエドとの関連性が薄く、セリーヌやスレイアの独壇場になってしまっていたためです。作者として一番心残りなのは「あの大怪獣」の出番がなくなったことですが、設定自体は残しているので、今後の物語でまた登場させたいと思っています。
【罪と夢の輪廻編について】
このエピソードは執筆が本当に難しかったです。私の日本語の表現力がまだ不足していることもあり、読者の皆様を少し混乱させてしまったかもしれません。二つの視点が切り替わる上、モンタージュのような抽象的な表現を多用したためです。これについては、少し時間を置いてから自分でもう一度振り返り、より良い表現方法が見つかれば改めて調整したいと考えています。
【夢の中のキャラクターたちとバンーヌ】
一部の読者様の誤解を解くために解説させてください。
エドの夢の中に登場した村人や師匠、タリアなど、あのすべてのキャラクターは「バンーヌ」によって歪められた魂たちです。彼らが死の瞬間に抱いた怨念と、バンーヌの悪趣味が混ざり合い、あのような悲惨な姿で現れました。バンーヌ自身はタリアの姿でエドの前に現れることを好んでいます。作中でも触れましたが、バンーヌはエドに惹かれてこの世界へやって来ました。その真の目的は今後の物語で少しずつ明かされていきますし、バンーヌ自身も、もうすぐ完全に目を覚まします。
【スカロディアについて】
連邦の中核人物であるスカロディア。能力的には非常に規格外で、バンーヌと同様、信じられないほど強大なキャラクターです。しかし、この二人はそれぞれ独自の目的を持っており、それは単なる「破壊」や「征服」ではありません。
そして何より、この物語の主人公はあくまで「エド」です。この二人がどれほど強大でも、エドの主人公としての見せ場を奪うことは絶対にありませんのでご安心ください。
【第二段階(連邦編)の立ち位置】
現在展開中の第二段階は、アルタナス連邦でのエドの生活を描いています。作中で「スパイ」などの要素にも触れていますが、これが「グランディ帝国と他国の連合軍による連邦侵攻」にどう繋がるのか、そしてエドの悲劇とどう絡んでくるのか……といった重い展開は、第三段階の大事件へと持ち越します。
第二段階では、とりあえずエドに「人間らしい生活」を楽しんでもらいたいなと。少なくとも今の彼は、もう一人ぼっちではありませんから。
【一番心残りな『十二王騎』】
今回最も心苦しかったのが、『十二王騎(ザ・グロリアス・トゥエルブ)』が第二段階で完全に背景(設定のみ)になってしまったことです。旧版では少なくとも会議のシーンがあったのですが、今回のリメイクで出番がなくなってしまったのは本当に悲しいです。この12人の設定は丸3日かけて練り上げたもので、今のところ本編で描写できたのはフィリスとサンドラだけです。残りのメンバーについては、今後の展開でエドがどう彼らと接触していくかをお待ちいただければと思います。
■ 最後に
更新頻度は少し落ちますが、その分、一話ごとの熱量を込めて執筆していきます。
もしエドの戦いをこれからも応援したいと思っていただけましたら、【★★★】や【フォロー】をいただけると、今の私にとって最大の薬になります!
これからも『人類を裏切った少年』をよろしくお願いいたします!