梶浦ラッと

思い付くままに五行歌を投稿していく不定期連載です～

　詭弁、ナンセンスな展開、青春的な刹那性！ 　表層的には笑える作品でも、アレゴリーという缶切りをもってフタを開けると、全く別の物語が見えてくる――！ 　アレゴリー……抽象的な…

「やれ、やれ、ようやく大発明が完成した」 　博士が作ったのは、テレビだった。 　マクラではない、テレビだった。

　自分が作詞作曲した歌モノ曲の歌詞です！ 　まだボーカロイドが手に入っていないため、公開には至っていません。しかし、自分は曲先で作るため、ここにある歌詞には既に曲がついています。…

　病室。とある男の子が自分の枕元の生花を見て、 「僕の命はこの花びらと共に……」と言った。 　そして、主人公は生花を造花に挿し換える。 「これで花は落ちない。君も、いなくならない…

　バイバイン――安直な名前の奇妙な物売りは、貯金箱を売っていた。それは、とあるルールによって金が増える貯金箱であった。 　偶然か、運命か、バイバインの貯金箱を手にしたそれぞれの三…