第一部と第二部を書き終えて、改めて振り返ってみました。
第一部で書いていたのは、「守ること」と「相手の選択を奪うことは違う」という話でした。
ファンタジー戦記の皮を被ったヒューマンドラマとして書き始めましたが、途中、しんどくなったところでは集団戦闘を入れてストレス発散もしていました。
第二部では、過去の英雄神話を崩しながら、その一方で新しい英雄神話が作られていく様子を書きました。
謎解きとまではいきませんが、マイトレーヤが今のようになった理由も、この部で少しずつ明かしています。なぜ何よりもアッシュを優先し、二度と離れようとしないのか。そのあたりも、第二部で書きたかったことの一つでした。
振り返ってみると、第一部では「守りたい」という気持ちの危うさを、第二部では「人の選択が後から物語になって残っていくこと」を書いていたのかなと思います。
最初から全部を理屈通りに組んでいたわけではありません。そのあたりは、書き進めてから自分でも見えてきた部分でした。
第三部では、「守護と隷属」を新たな舞台と新しい登場人物たちを通して書いていく予定です。
アッシュとマイトレーヤだけではなく、新しく出会う人物たちを通して、守護が支配や隷属へ変わる境目も書いていきたいと思っています。
ここまでお読みいただき、本当にありがとうございました。
PS.左ノ富士先生
テーマをくみ取ったレビューありがとうございました。
感激いたしました。( ;∀;)