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『執事』第16話完結のご報告と今後の予定

 寒さやインフルの流行を口実に休日の運動(ウォーキング)をサボっていたところ、体重計の示す数字が恐ろしいことになってしまった今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 本日、『執事』の第16話の最終エピソードを公開いたしましたので、ご報告いたします。
 今回の第16話、『密輸男爵』の動向については当初から決めていたのですが、最後のオチをどうするかは全く決めておりませんでした。土壇場になってようやく思いつき、どうにか上手く締めることができましたが、やはり難しいものですね。
 最終的な分量は4万2千字ほどになりました。この分量をほぼ2日に1エピソードのペースで連載できたのは、ひとえに読者の皆様のおかげです。この場をお借りして、御礼申し上げます。

 なお、本日公開のエピソードに登場した葡萄酒は、これまでの話に登場した酒と異なり、実際のワインをモデルにしています。
 作中の「ネルヴィアーノ種」は「ネッビオーロ」(※高級イタリアワイン「バローロ」や「バルバレスコ」の原料となる葡萄)、同じく「アルニッサ種」は「アルネイス」という葡萄の品種です。両者の「関係」も実際のそれと同じでして、初めてその関係を知った時は、頭いいことするなあと感心したものです。

 さて、今後の予定でございますが、『執事』はまだまだ終えるつもりはありませんので、第17話に向けた準備を……したいのですが、そろそろ人物や舞台を本格的に設定したいな、と考えています。
 一年以上書いておいて今さら設定かよ、とツッコミが入るところですが、『執事』は本当に見切り発車で書き始めたため、設定はかなりスカスカです。よってここらで一度、設定を整理しつつネタを貯め、準備を整えてから17話(とスピンオフ長編)に着手したいと思います。

 第17話の公開まで少し時間が空くかもしれませんが、気長にお待ちください。
 引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

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