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スラヴ連邦、大オルダ・トルキスタン共和国の地図(2095年)

1件のコメント

  •  白の話にご指摘コメントありがとう。文系らしい文学的で柔軟な発想、素直に羨ましいです。白を経験の蓄積とみなす、、、、、、俺に欠けていた視点に感謝。理系はモデル化が好きなもんだから。一応の返事として書いてます。

     でも面白いテーマと思ったから、少しまとめと補足させてクレメンス。

     要するに眼前の異常の原因を、俺は現象自体に、貴殿はそれを受容する人間の方に求めた、という形だと思う。ただそれは思考実験に近い気がして、無論それを描くのが小説の醍醐味なんだろうけど(無意識下の)仮想装置を考えちゃ何でもアリっていうか、、、、、、。

     あと薄色の例、ある言葉を知らない人にとって、その対象は存在しないも同じ、という話。よく現文でも出る話題だけど、ちょっと言いたいことがある。

    ”元の世界で主人公が「白」を見ることができていたのは、またこの作品世界で主人公が存在しない「白」を意識できているのは、何よりも主人公が「白」という色を知っていたからです” と言いましたね?

     僕は「薄色」と言う言葉を知らなかった。けど「知識として知らない」ことは、今を規定できても想像力を制限しえない。
     要は白のない世界でも『どんな色にも染まらず柔らかで清潔な色』と表現すれば、近似的な白色を浮かべれる人はいるだろう。それが彼/彼女にとっての『白』な訳だ。
     それに僕らだって、この世の全ての色を見た訳じゃない。でも画家をはじめ、人は『未知の色』を思い描けるじゃないか。エビハラ・ブルーが良い例だ。

     確かに、青の語彙が多いロシア人は青系色を詳しく識別できるだとか、アフリカ人には虹が二、三色にしか見えないとか言う話がある。まぁそも俺と他人の見ている色は同じなのか、的な哲学における色のクオリアまで話が進むと、理系としてはもうお手上げだが。すまぬ。

     白のない世界でも『白』は見つけられる。この考えに至ると、もはやこんな論争も無意味に思えてくる深夜テンションでしたとさ。

     
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