『Chronicle -エルディア・バース戦記-』をお読みいただき、ありがとうございます。
今回は、物語に登場する『紋章』について、現時点で公開できる設定資料の一部をお見せいたします。
◆ 紋章の定義
紋章とは、神々が世界へ残した「権能の欠片」である。
神そのものではなく、神格の一部が人間・亜人・魔族などの魂と共鳴することで宿る。
紋章は魔法・身体能力・錬金術・結界・治癒など、あらゆる超常現象の源となる。
◆ 紋章の本質
紋章とは「世界法則への干渉権」である。
例えば火に関連する紋章は、火を無から生み出すのではなく、世界に存在する熱エネルギーの法則へ干渉することで炎を発生させる。
紋章能力は、それぞれが世界法則の一部へ干渉することで発現する。
◆ 紋章が宿る条件
紋章は魂との適合によって宿る。紋章との適合や発現するか否かは、生まれつき決まっている。
しかし、人生経験や精神性(信仰など)の変化によって、眠っていた紋章が後天的に覚醒することもある。
また、一つの生物が宿すことのできる紋章は一つのみである。
◆ 紋章による魔法の行使
紋章を宿す者は、体内の「生命魔力」を紋章を通して「紋章魔力」に変換することで魔法や能力を発動する。
生命魔力は原則としてすべての生物に宿っている。
◆ 紋章の刻印
紋章を宿した者の身体には、刻印が現れる。
刻印の形状は、その紋章や由来する神によって異なる。
刻印が現れる位置は能力ごとにある程度の傾向はあるものの固定ではなく、
・手の甲
・腕
・額
などに現れる例が多い。
眼球に紋章の刻印が現れるケースでは、紋章の宿った眼球を指し「魔眼」と呼ばれることがある。
◆ 紋章の格付け
紋章は希少性と権能によって六段階へ格付けされる。
<兵級紋章(一般紋章)>
人口の約15〜20%が宿す
わずかな種類の魔法、または一つの特殊能力を扱える
一般兵や一般市民にも広く見られる
<将級紋章(上位紋章)>
人口の約2%が宿す
複数の魔法・特殊能力を扱える
騎士・宮廷魔導士などに多い
戦術級の能力
<覇級紋章(高位紋章)>
人口の約0.1%が宿す
戦略級の能力
特定分野で大きな成果をもたらす
<聖級紋章(神授紋章)>
極めて稀少な高位紋章
そ出現数には時代によって大きな偏りがあり、数十年間まったく新たな保持者が確認されないこともあれば、戦乱期に複数人が同時代へ現れることもある
神との結び付きがより強い能力
大戦略級の能力
<天級紋章(神格紋章)>
神々の持つ紋章、およびそれに匹敵する紋章
人知を超えた能力を発揮する
神以外の宿主は歴史上でもわずかにしか確認されていない
◆ 紋章と神々との関係
紋章の力は神々に由来するものであり、神々にとって紋章保持者は「人との縁」と捉えられている。
思想や信念が大きく異なる者とは適合しにくい。
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https://kakuyomu.jp/works/2912051605532308783