みなさんこんにちは、キメラの河辺です。
今回は3章と記念短編について解説します。
まず、焼豚のマスタードサンドですが、あれは焼豚にレタスとトマトときゅうりとマスタードマヨネーズを入れたサンドイッチです。
焼豚と言うと中々インパクトが強いですが、ハニーマスタードチキンサンドの豚肉版みたいな感じです。鶏肉の場合脂が少なめで淡白で肉そのものの旨みが強い感じ、豚肉の場合脂の旨みが強いガッツリとした感じになります。どっちも美味しいです。
《肥満》は魔力を食べて貯蔵する魔法ですが、同じような魔法に《食事》や《消化》などもあります。
《食事》には魔力貯蓄の他にも料理や狩りなどの一通りの能力が、《消化》には消化液と顎の力が備わりますが、《肥満》には特にそのような機能がない代わりに他と比べてとにかく大量の魔力を溜め込むことができます。どれが1番強いかは……状況と本人の資質次第ですね。少なくとも彼は《肥満》に引き寄せられた以上《肥満》を使うのが1番強かったでしょう。
なお、《肥満》は成長特化魔法と言われていますが、それはこの魔法を使うのが魔獣である場合のみです。
人間が無限に太れるわけないじゃないですか。普通に考えて。
物理的な制約のない魔獣だから成長特化魔法として成立していたのです。
まあそれでも、彼もかなり早く成長はしてました。成長してたからウィスプと同等の身体能力になってました。ただ、人間なので限界はかなり早くに来たという、それだけです。
ヤギさんが彼に魔獣を食わせたのは、彼女達がそんな真実を知らなかったからです。もしかしたら魔獣と同じで怪人も爆速で最強になれるんじゃないかと考えての実験でした。結果はこの通りです。
今回ウィスプが初めて負けかけましたね。
ウィスプは強いですが、勿論弱点もあります。特に1番大きいのは火力不足ですね。
ウィスプはスペックだけならレオフレア以上ですが、それでも実際の強さではレオフレアの方が上なのは、それだけ高いウィスプの能力を《回廊》が無駄にしているからです。勿論戦闘以外の面、戦闘に駆けつけるための機動力や人を逃がすための道や自分が撤退するための裏回廊など、色々と便利ではありますが、そんな便利方向に特化した魔法だからこそ戦闘面では微妙です。格闘戦の補強はできますが、逆に言えば格闘戦に持ち込めない、格闘戦で勝ってても意味が無い、そもそも身体能力が違いすぎて戦いにならないなどの状況では無能魔法になります。
まあでも、どんな魔法にも相性負けはあるので、ある程度は仕方ないです。そのために魔法少女はたくさんいるわけですし。
なお、レオフレアの《獅子座》は逆に器用さ便利さ全捨てで魔法の力全てを火力につぎ込んだ超戦闘特化、つまりウィスプとは真逆の存在です。小細工は火力でなぎ倒します。
それから、4章でウィング君及び魔法少女ウィスプの現在推測しうる秘密をほとんど明かすと言いましたが、
実は以前に2つだけ、4章でも明かせない伏線が存在します。
1つは『魔法少女禁忌』について、もう1つは話の流れ的に書かざるを得なかった不本意の伏線です。
それは恐らく13章、今作のほぼ全ての謎を明かす章にて明かすことになると思います。
ローレライの母は普段は良い人です。ただ、危険の話と才能の話になると途端に思想が強くなるタイプです。
それを総合した時『良い人』と判定していいのかというとアレですが、かといって悪人と言うほどでもないです。
親も人、その程度の欠点はままあることでもありますし。何一つ欠点ない環境なんて何分の1の確率だよって話ですからね。それが普段から発現するタイプでないだけまだマシだと思います。
それはそれとして、ローレライちゃんは母から離れるでしょうけど。それもまた子の自由ですから。
記念短編if、『セイントのいない世界』は……正直そんなに語るところないですね。
ああでも、強いて言うなら、セイントのいない世界にウィスプがいないのには2つ理由があります。
セイントのいない世界線でウィスプが出現する確率は、1つ目の理由によって完全に0%です。
セイントの代わりにセイント並に強い魔法少女のいる世界では、2つ目の理由によりウィスプ出現率は1%くらいです。
はい、ウィスプは超レアキャラです。普通に考えて男が魔法少女になるなんておかしいですからね。それを可能としうる条件が佐倉愁の元に揃うのはそう簡単ではないです。