みなさんこんにちは、キメラの河辺です。
更新にて書いた通り、うつ病で、抗うつ薬飲んでます。
そのことについて書いていきます。
先に言っておくと、今作『ts魔法少女は推し活です』の執筆は社会復帰のためのリハビリの一環でもあります。
ただ、うつ病になる前から構想の欠片自体はあって(当時はオタクが魔法少女になる物語とウィング君と契約して魔法少女になる物語の2つに分かれてました)、その設定を詰めていたところ色々事件があってうつ病になり、それもある程度安定してきたところでアイディアが固まり、そろそろ書きたいなってなったのがちょうどリハビリ開始あたりだったのでリハビリということにして書き始める、という時系列です。
ここまでが作品に関連する話で、ここからは本当に私個人の話になります。
別に私のうつ病とかどうでもいいよって方はここで切ってもらって大丈夫です。
私がうつ病になったのは家族間トラブルです。
今まで普通だった妹が突如として不登校になり、親の財布から金を抜いたり、私の部屋の鍵を壊してものを盗んだりするようになりました。
そんな時、その明らかにおかしい妹を放置するのが最善だとかいうトチ狂ったことを言い出した父と、叱らなきゃいけないという至極真っ当な主張を携えてはいるものの単純に理解力がなく頭が固いため人を怒らせるのが上手い母が喧嘩をして、離婚になりました。
そんな時私はコロナにかかりました。
しかも寮生活中だったので、家庭が勝手に崩壊してる話を聞くことしかできませんでした。自分の部屋に妹が勝手に入るのも止められず、自分の干渉できないところで自分の大切なものが破壊され続けました。
それでうつ病です。
私自身割と家族が好きな方というか、父が転勤しがちで友達よりも家族の方が仲がいい感じだったので、全員おかしくなったことのショックは大きかったです。
うつ病になったばかりの頃は、なにも楽しくなかったです。
いや、YouTube見るのはちょっと楽しかったです。でもそれだけです。ベッドから起き上がるのすら億劫で、学校にも行けず、テストがあったのに勉強もできず。教科書を開くと、文字が読めませんでした。うつ病はそうなるらしいです。
なろうのブクマページの更新分を読むこともできなくなりました。『読み始める』というのが何よりも難しくなりました。
YouTubeも、ひとつの動画をずっと見続けるのが無理でした。5秒飛ばしを連打して、何度も別の動画を開いて、何度も見かけの動画を開いて、そしてまた別の動画を開きます。もはや単なる手遊びだったと思います。
やることがなく、やる気もなく、お金もなかったので、毎日近くの公園を歩いていました。なにも楽しくなかったです。
生きていく理由もありませんでした。家がアレな上に学生でうつ病ですから、きっと未来もないだろうと思い、ずっと自殺を考えていました。
自殺するだけのやる気すらありませんでした。
それなのに、母からは学校に行けと言われ続けました。
私はここで家族を殺した後自殺するという、趣味の悪いバッドエンドを迎えるために生まれてきたのだと思っていました。
だって、そうでないとおかしいですからね。今まで普通だと思っていた家族が急におかしくなって、その上なんの脈絡もなくコロナにまでかかるなんて。
どう考えても、主人公をいじめることしか考えていない厨二病バッドエンド至上主義者のご都合主義シナリオでしかないじゃないですか。
伏線と思しき描写もところどころにありつつも、そんなん初見で気付けるわけがないだろう、というところもまた、とても物語チックでした。
その時に書いた短編もあります。あまりにもうつ病の人の作品すぎて大っぴらにお見せできるものではないですが。
私のうつ病は、正直、かなり軽度であったと思います。当時からそうだろうなとは思っていました。
やる気は何一つないものの、ほんの僅かな義務感で食事はできていました。睡眠時間はバラバラではあったものの、眠ることもできていました。
調べたところ、うつ病患者は食事や睡眠すらままならないそうですから、自分はなんとか踏みとどまれた方だったのです。
実は、自分の精神がおかしいというのはかなり早い段階で自覚していたので、「俺これから2週間休むから」と言って無理を避けていました。この判断が自分の運命をかなり良くしました。
そう、良くしてあれなんです。もし休んでいなかったら、もう、全国ニュースにでも乗っていたかもしれません。そうなったら今作はなかったでしょうね。
あの時母から休むな!と何度も言われましたが、それでも休みました。母にそこまで言われるならとちょっと不安にもなりましたが、それでも休みました。
本当に良い判断でした。
みなさんも、本当にやばい時は自分の心に従ってくださいね。どんな親しい人からの助言であろうと、それに従って無理をした結果失われる忍耐力、行動力、楽しさ、経験、機会、そしてそれらを持ったままだったはずの何年もの時間は、絶対に、貴方の人生から差し引かれるのです。他人の助言だから、他人が肩代わりしてくれるなんてことは、ありません。
立ち直るのに多少手伝ってくれるかもしれませんが、それでも、そもそも失わないに越したことなど絶対にないのです。
それはそうと、それから1年半ほどを無駄に過ごしてようやく精神状態が安定し、通信制学校くらいなら行けるようになり、転入しました。
通信制学校すらキツかったです。いくら安定したとはいえまだまだうつ病ですから、今までと違う場所に登校するのからまずハードルが高く、テスト期間の連続登校なんかは行けるわけありませんでした。補習は流石に行きました。すごい。
学校行事は全スルーしました。行きたかったけど、課題やってなすぎて行事行く前に終わらせようってやってたら結局どれも行けてなかったです。
これでうつ病は好転してる方なんですよ。すごいですよね。
それでなんとか卒業して、でも学校行くのすら一生懸命なのに並行して就職活動なんてできるわけなくて、今無職で小説書いてリハビリしているわけです。
どうしましょうねぇ。
小説家になって生きていけるのなら、それが良いですが。
仕事にできるほどの面白い小説を、仕事にできるほどの量書けるんでしょうかね?うつ病なのに。
というわけで、精神が良くなるまでは仕事にすらつけないのです。
まあでも、悪かったことばかりではありません。
元々私は結構な小心者でしたが、こんなにも悪いことばかり起きると慣れます。割とどんなことでも動じなくなりました。
それにうつ病になってからというもの、頭が1回壊れたせいなのか、客観的かつ鋭い思考ができるようになりました。
そのおかげで、小説を書くのも上手くなりました。自分が昔書いた作品よりも、うつ病になってからの作品の方が断然出来がいいです。昔のはもう見たくないです。
うつ病になったのが良かったとまでは言えませんが、タダで失ったわけでもないというわけです。だから私は今こうしてある程度安定したメンタルでいられるのかもしれません。
まあ、そんなところですかね。
あとはまあ……私から言えることは、なにかとてつもない不幸があったら休んでくださいということと、そんな不幸から立ち直った貴方は強くなってるよということです。
私はうつ病になりながらも強くなりましたが、別にうつ病にならなくても強くなれたと思います。なので貴方は、うつ病にならずに強くなるルートを歩んでください。
読んでくださりありがとうございました。
キメラの河辺でした。