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後書き「公園の一コマ」

 作品の着想源はレイナルド・アレナス「目をつむって」だが、全く別物になってしまった。アレナスの作品自体は志賀直哉「城崎にて」に割と似ている。また、もう一つの典拠として高橋葉介「ミャオウ」があり、こっちの方が見返してみると似ているなあと思う。「公園の一コマ」自体は昔書いたもののリメイクなのだけれど、元々のオチは、怪談や都市伝説でよくある、いつの間にか増えている子供だった。「座敷童子」で有名な物語類型だが、他にも「スクエア」という都市伝説の降霊儀式でも知られている。

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