波久礼は、四股をしていた。 仲の良い女子から同時に告白を受け、 優柔不断に決断を先延ばしにしたせいだ。 両手いっぱいに花束を抱え、 僕が思うことはただひとつ。 いつか、僕を嫌い…

限界社畜が朝を迎えたら、もう一人の私がいた。 寝惚けた顔、ぼさぼさの髪。うん、見慣れた朝の私だな。 幻覚かと思って顔に触れてみる。本物だ。 夢かと思って乳を揉んでみる。本物だ。…

仕事の疲れは酒で癒したい。 でも、私の飲酒を妨げる幼馴染がいる。 「お酒は身体に悪いよ」だって？ だったら、彼女に私を癒してもらおうじゃないか。 意味のない日々に、アルコールの…

ただ、チューをしただけなのに。 これは、私の恋の話である。

友達ですか？　恋人ですか？ 踏み越える一瞬の恐怖と、昂奮と。それから――。 これは私と彼女と、あの子の恋物語。 2023/02/03 オマケシナリオ追加

たこ焼きを作るのは上手だけど、ヤキモチ妬くのは下手っぴ。 優柔不断で誠実だけど、学校はサボる程度の不真面目君。 それが僕、「二乃はじめ」だ。 高校生になって「神野」という美少女…