読者の皆さん、東影カドナです。
実は以前、リストの超絶技巧練習曲第4番『マゼッパ』を聴いていて、ふと閃いたのです。
「この曲、完全に『異世界の扉』が開くときのBGMになるよね?」と。
その勢いのまま書き始めたのですが……これが大きな誤算でした。
曲の超絶技巧に引きずられ、私の持ち味である「おふざけ」が全く出てこない!
どうあがいてもシリアス寄りのファンタジーになってしまうのです。
(BGMの圧が強すぎる! ラスボス戦の緊張感の中で漫才しろって言われてるようなものです!)
結局、18話あたりで私の筆(メンタル)が限界を迎え、あえなくMP切れを起こしました。
どうやら私には、まだ「シリアス属性」のスキルレベルが圧倒的に足りなかったようです……(修行して出直してきます)。
というわけで、この物語は一旦、冷凍保存(寝かせること)にしました。
ですが、せっかく生まれた物語を闇に葬るのも忍びない。
そこで、『どんなシリアスな展開も、心の中でツッコミ入れれば大体なんとかなる説』のまさかの500PV超え達成ということを記念して、この物語を短編として再構成しました!
普段とは違う、私の苦悩とシリアス成分を、どうぞご笑納ください。
ちなみに、この反動で現在は「脳内」がバグったかのような、すさまじいドタバタコメディを執筆中です。
そちらも正月あたりに、「新春初笑い」として公開できるよう準備していますので、どうぞお楽しみに!
https://kakuyomu.jp/works/822139841727381166/episodes/822139841728022429