【なんとなく4コマ劇場】   第46話:『層の静寂(しじま)』 シーカーズセンス外伝

     1. (起)
【放たれた無数の霊圧弾が止み、地下施設には耳を突くような静寂が戻った。】

キヨシ 「ハァハァハァハァ…………」

【そこにあるのは、標定(ロックオン)された将校、兵士、村人、そしてバトラーたちの物言わぬ骸の山だけだった】

     2. (承)
【キヨシは指を下ろすが、その身体は内側から崩壊を始めていた。】

銀次 《……言ってなかったが、この取り引きは、てめぇが『適合者』だった場合にだけ、効力を発揮する》

キヨシ 「それは、どう言う意味だー!?」

【銀次の力に耐えきれず、真の適合者になれなかった彼は、復讐の果てに榊大成と同じ運命を辿り、その場に力なく崩れ落ちて絶命した。】

     3. (転)
【人里離れた寒村、エヴァン邸の地下で起きたこの大量虐殺は、世に知られることはなかった。】

【軍はこの凄惨な「失敗作」の記録を闇に葬り、死体とともに施設を封印することで、事件を歴史から完全に抹消したのである。】

     4. (結)
【だが、隠蔽されたのは物理的な事実だけだった。絶命して、うつ伏せで倒れ込んでいる彼女に語りかける男の姿が、あった。】

銀次 《……よお、香織。残念だったな……》

【誰もいなくなった暗闇の中、絶望のまま命を散らした香織の情念だけが、100年の時を越える「怨霊」へと姿を変え、静かに産声を上げた。】


【なんとなく4コマ劇場】シーカーズセンス外伝 終



第46話(外伝 最終回)いかがでしたか?

全ては闇に葬られ、凄惨な事件は歴史から抹消された。しかし、この絶望が、100年後の現代を蝕む「怨念」の正体ーー。

なぜ香織は怨霊となったのか?銀次の真の目的とは?
全ての点と線が繋がる本編『シーカーズ・センス』、その結末をぜひ目撃してください。

⭐️【注目】恐里香織メインの洋館脱出劇は本編【シーカーズ・センス】の第二章です。外伝とのリンクをお楽しみ下さい。

🌈【本編URL】全61話はこちらから
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