いつものように、高尚な純文学を書くため、くっそオシャレなカフェに向かっている時に、思いついた小説。
なににも分類出来ない難解な小説なので、ここに置いて置きますね。
※オシャレ散らかしたカフェは、オシャレぶった人々で一杯だったので、近くのヴェローチェで、オシャレぶりながら書きました。
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杏子姉妹の悲劇
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私は鈴木杏子。
『きょうこ』ではなく『あんこ』。
私の両親は頭がおかしいの。
え? 「そんなこと言うもんじゃない」ですって?
あなただって、私の話を聞けばそう思うはずよ。
私の妹、特に三女なんてずっと偽名で暮らしているもの。可哀想に……。
全部両親のせいよ。
あの人達がもう少しまともだったら、三女だって堂々と幸せに暮らせたはずよ。
いい? 私の話をよく聞いてね。
私は長女なの。そして、下に四人の妹が居る。
両親は、もともと五人姉妹にしようと思っていたらしくて。
私が生まれる前から、長女の名前は、『あんこ』にすると決めていたの。
そして、五十音順に名前をつけていったのよ。
しかも『鈴木』なんてありふれた名字だから、病院へ行っても、必ずフルネームを呼ばれるのよ。絶対にね。
ほらね。いま『頭おかしいんじゃないの?』って思ったでしょ?
顔に出てるわ。