その昔(パソコン通信時代)、森魔女の日常の小話を2つ書いたら、わたしの「魔女」に期待しすぎる方が複数いらしたので。
その説明代わりに、「わたしの魔女は勧善懲悪とかしませんよ」と示すために書いた3つめの話が『迷い込んできた若者』。
そして4つめに考えてみたのが、森魔女さんが悪役倒す、という話。
……話が大きくなりそうなので、その板(詩と童話)には合わないなと、書くのをやめました。
というか、他の方から「自分も書きたい」と、まさかの二次創作的なことを言われたりもしたので、もうモチーフとして完成したなら書かなくてもいいかな、と思いました。
大もとは世界各地にある民話伝承の山姥やバーバヤガーのような怪しい老婆伝説。
それぞれの描く森の魔女、それはそれでいいだろうし、その板ではもうそれ以上は触らないほうがいいだろうと。
でも、わたしが書ける悪役ってどんなだろうということはずっと考えていました。
悪を倒す……時代劇なら悪代官を倒す……でも日本じゃわたしの森魔女さんは合わないから……え、西洋でも代官(スチュワード)っている?
でもわたしが感情移入できそうなくらいに中身のある悪役の論理ってどんな?
……なんか、元気なジジイになっちゃいました。
しかも若き日の苦労話まで語り出した……ヲイヲイ。
書けそうだな、とは思ったけど、文章化がネック。
画像生成して遊んでいるうちは気楽だったんですが、いろいろな要素が重なってこの夏をその文章化に費やすことになってしまいました。
……まさか、完結までにいきなり18万字超えるとは。
そんなわけで、ただ自分が好きなものを詰め込んだ箱庭のような話です。
中世ウェールズ寄りの世界観になったのは、たまたまケルト的伝承などにわたしの『森』と合う要素が多かったから。
だからこの話にはリアル伝承のアーサー王も、史実の十字軍も百年戦争も薔薇戦争も出ません。オワイン・グリンドゥールの反乱もありません。
独自に大雑把に「200年前に大きな反乱があった」とか「さらに昔、小王国時代というのがあった」とか設定してあります。
せっかく書いたから、誰かに読んでもらえたらいいな、と一般公開することにしました。
『ある領地の物語 ——森の魔女と古城の主——』
用語の詰めかたが甘かったり説明が足りていなかったりで、まだまだ後半は校正作業中ですが、順次UPしていきます。
この記事までご覧になった方、よかったらわたしの描いた『魔の森』の魔女話をお楽しみください。
☆JEN☆
※こちらに載せる画像は基本的にGeminiで生成しております。