最近、プロットは立ててはいるものの
うまく噛み合ったような感覚になかなかならなくて
より正確に言うと
頭で思い描いた通りの悲惨な出来事を
ありのまま描写してしまってよいのだろうかという
葛藤があり
私にとってキャラクターや物語とは
生きていくための命綱であり
そのための手段でしかなかったのですが
最近、自分が生み出した世界やキャラクターを
意図して傷つけることに躊躇いが生まれてしまっています
そのキャラクターの本懐を遂げさせるためには
相応しい試練を与えなければならないのに
以前のように厳しくその手を振り下ろすことが出来ない
いわゆる、自分の作ったキャラクターへの愛着が生まれ始めているようなのです
それ自体はすごく良いことのように思うのですが
大切に思うからこそ過酷な目に遭わせたくないというジレンマに苦しみはじめ……思うように執筆が出来ません
突き詰めると、私がどうしたいのかというのが一番大切なので
どこかで踏ん切りをつけないといけないのですが
今はまだ難しそうです
しばらくは色んな作品をインプットすることを優先して、自分の『好き』についてたくさん考えたいと思います