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火星の単位系

こんばんは。
もしかしたらおはようございます。

火星での単位系は、基本的に地球と同じです。
1メートルは1メートル、
1秒は1秒です。

ですが、重さだけは同じに扱うことができません。
地球の重力を基準とした1キログラムは、火星では0.38キログラムになってしまうからです。それどころか、重環都市の中では、0.85キログラムだったり0.9キログラムだったりします。
火星では、同じものでも、場所によって重さが変わってしまいます。

それではイロイロと不便になりますから、火星では質量を基準に重さを量ることにしました。
05-Frontlineで「この20質量トンにも及ぶ鉄の塊が」という表現に違和感を覚えた方も多いのではないでしょうか。
火星では、基準単位に「質量キログラム」を使っています。
質量は、地球の重力を基準としますが、「重さ」と違って重力の影響を受けない概念です。質量が1kgのものを宇宙に持って行っても、月に持って行っても、その質量は1kgのままです。

これは、火星移民初期の頃に、火星に食料を輸送するときに重宝しました。
1トンの小麦を輸出したとき、火星に到着したときに0.38トンの料金しか払ってもらえなかったら……商売になりませんからね。
1質量トンで輸出した小麦は、どこで重さを量っても、1質量トンというわけです。

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