• 異世界ファンタジー

夜鬼《ナイトゴーント》/聖女事変

ラブクラフトのクトゥルフ神話の世界観は、地球以外の天体から来た神々=蕃神と、地球人との関係で、基本、聖書を参考にしている。地球の神々は非力で、後述するナイアルラトホテップ(ニャロルトホテップ)の配下になってしまった。

蕃神にはキリスト教のゼウスに相当する旧神と、堕天使ルシフェルに相当する旧支配者とがいる。

旧神は複数いるがノーデンス以外名前は明かされていない。
旧支配者は旧神(たぶんノーデンスの)臣下だったが、魔王アザートス以下多数の配下の旧支配者が謀反を起こし、旧神によって討伐された。旧支配者は罰として知能を奪われ、地底や海底に封印されることになる。

ナイアルラトホテップは唯一罰を免れた旧支配者で、魔王を始めとする旧支配者たちの意向を達成させようとする。

東京創元社1989年刊・大瀧啓祐訳の『ラブクラフト全集』第6巻所収の『失われたカダスを夢に求めて』に登場する夜鬼《ナイトゴーント》は旧神ノーデンスの奉仕種族の一つで、主人公の夢見人カーターと友好関係にある食屍鬼と同盟関係にあるため、カーターを助けることになる。

夜鬼の外見は、頭に角、背中に蝙蝠のような羽、尻尾も生えている。さらには全身をゴムのような被膜で覆っているのが特徴だ。

挿絵「夜鬼」

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