本作の世界地図を使った中央アジアと西アジアの勢力図です。
〈本作の歴史〉
アッバース朝イスラム帝国はかつてはセルジューク朝やウマイヤ朝、ファーティマ朝に分離していた。
その隙を突いてチンギス・ハンが率いるモンゴル帝国による侵略を受けカザフスタン地方とイラン地方、アラビア半島を支配していたセルジューク朝とウマイヤ朝、ファーティマ朝は滅ぼされ、アッバース朝は大きく領土を消失した。
だが勢力拡大を狙うオスマン帝国と新たな新天地を望むキリスト教正教会の勢力、そしてモンゴル帝国のエジプト侵攻の阻止とアフリカ北部と南部への勢力拡大とを狙うアイユーブ朝エジプト王国の支援を受けたアッバース朝はモンゴル帝国への反攻を開始した。
その結果、アッバース朝とオスマン帝国はカザフスタン地方とイラン地方、アラビア半島の領土を取得、またアイユーブ朝エジプト王国もアフリカへの勢力拡大を成功させた。また正教会の勢力も三国への軍事協力の褒美からシリア方面の領土が与えられ、四ヶ国からなる正教会派十字軍国家が建国された。