「フェイト」は、あらゆる原初神や不滅の存在よりも古くからある島で、現実から形作られた。彼は不滅の概念に自らを結びつけることでその存在を維持し、通常の存在の限界を超えて生き続けてきた。
果てしない「黒き海」に囲まれながら、フェイトは空を見上げた。
頭上には、無数の輝く星々を擁する銀河が広がっていた。だがその中にあって、七つの星だけが他とは一線を画し、それぞれが際立った色を放っていた。
島の深部には、巨大な絵画が横たわっていた。
そのキャンバスには、無数の生と死、あらゆる時間軸、さらには銀河そのものの記録さえもが刻まれていた。あらゆる命、出来事、そして時間軸が、その広大なキャンバスの中に記録されているかのようだった。
彼が目の前の光景を理解するよりも早く、その瞳から黒い水が溢れ出した。
そして、彼は再び目覚めた。
だが今度彼がいたのは、広大かつ無慈悲な砂漠に覆われた、過酷な修練の世界だった。
過去の記憶はほとんど失われていた――残っていたのは、自分の名前と、ほんの数分前に見た奇妙な夢の記憶だけだ。
「フェイト・タペストリー」。
記憶を失っても、ただ一つ、紛れもなく明確なものがあった。
「強欲」だ。
力、富、そして美しい宝への圧倒的な渇望が、強者こそがすべてを支配するこの世界で、彼を突き動かし始めた。
容赦なく照りつける太陽の下には、埋もれた都市、古の氏族、忘れ去られた文明、そして砂漠に飲み込まれた秘密が眠っている。
この世界では、誰もが生まれながらにして「オーラ」――体内に自然に宿る力――を授かっている。修練を通じて、人々はその生まれ持ったオーラを制御し、強化する方法を学んでいく。
オーラが強まるにつれ、修練者はやがて自身の「意識領域」内に「オーラ柱」を形成できるようになる。この柱はさらなる強さの礎となり、修練者はより強大で危険な領域へと進むことが可能になるのだ。
だが、修練の道は過酷を極める。
弱者が強者に踏みつぶされ、太陽が崇拝と畏怖の対象となるこの世界で、フェイト・タペストリーは無力なままでいることを拒絶する。
生存本能、強欲、そして尽きることのない渇望に突き動かされ、彼はあらゆる代償を払って力を追い求める。その過程で彼は、古の氏族や埋もれた都市、忘れ去られた真実、そして数多の犠牲と遭遇することになるだろう。それらは彼を、想像を絶するほど広大な世界へと深く引きずり込んでいく。
だが、この砂漠の世界は、ほんの始まりに過ぎない。 『Fate-Tapestry』の物語において、彼はやがて七つの異なる世界を巡ることになります。それぞれの世界は独自の歴史や文明、危険、そして固有の力体系を有しています。
各世界に足を踏み入れるたび、異なる感情が彼の「支配的な意志」となり、その世界で自らの道を歩む彼の思考や決断、そして行動を形作っていくのです。
そして、彼が今まさに身を置いているその世界では、ある一つの感情がすでに支配的な座を占めています。それは――「強欲」です。