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破風の戦争論 No.4 航空母艦に搭載できる航空機数の関係

空母は艦隊付随を目的としているため速力もかなり求められる。しかし航空機格納庫の広さには限界があり一層格納庫のみのものと二層格納庫のものがある。大型艦隊型空母、中型艦隊型空母の格納庫は基本二階格納庫になっているものが多い。
商船改造型空母は基本一層のみである。
*赤城や加賀などは二層格納庫に分かれているものの一番下の格納庫は航空機を分解した部品を格納する場所があった。
全長と全幅から参考(機体数はすべて計画時のもの)
赤城  260.67m×31.32m 常用66機、補用25機
加賀   247.650m×32.500m常用72機、補用18機

龍驤の歪な艦型の理由として最初は正規空母ではなく空母補助艦としての運用を期待されたがロンドン海軍軍縮条約の制約の影響で航空機数を稼ぐために一層格納庫から二層格納庫に改装され機体数も増やされた経緯がある。

蒼龍  227.500m×21.30m 常用57機、補用16機
飛龍  227.35m×22.00m  常用57機、補用16機
翔鶴  257.5m×26.0m   常用72機、補用12機
瑞鶴  257.5m×26.0m   常用72機、補用12機
大鳳  260.60m×33.6m  常用52機、補用1機

全長と全幅から機体数を参考にしてみてください。また具体的な数値の質問も受け付けております。

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