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山咲銀次郎

  • @Ginziro-yamazki
  • 2020年6月10日に登録
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  • 2020年6月29日

    自殺志願の女性と旅をした話(小説時代の短歌2)

    同時期の短歌集に出てきたのでこれはたぶんみどりさんへの歌 ひとりきり残る夕食かたづけて作り笑顔の君の愛しき 忘れ去るこれもひとつの生きかたと君のことばに枕ぬらしむ 「きをつけて」出でゆく我に君の顔泪のわけは黙して聞けず うがいしてあたたかくして手洗ってそういう君がすでにはなみず これほどに罪を重ねる我が身かな知っていたなら生まれてこぬに
  • 2020年6月29日

    自殺志願の女性と旅をした話(小説時代の短歌)

    表題の私小説は自分の若い頃の事実をベースにしていますが、当時の日記を漁っていたら、わずかにY子に関して作った短歌がでてきました。 結婚も未来も要らぬと言う君がテレビドラマに泪をながす 凶悪のその幾年と重ならぬ君の寝顔のいとどやさしき たいがいの喧嘩は買うし見栄も切るされど我には天女なるらむ