作品紹介やらなんやら色々試して遊んでいた時期が私にもありました……そして……ふと気づいたのです。
第一部の予告無いじゃん……いや、当たり前の話である。
次回予告は話が終わって次回はこういう話が始まりますよ。で書かれるからです。
ですが、折角なら欲しい。
となると第一部の第一話の前に一話独立で入れるべきか入れざるべきか、それが問題……ではありません。
なぜか。
第一部予告は特別なスペシャルなシークレットな感じのものであるべき。
で、第一部予告なのでもちろん主人公がするべき……となると紹介文に入れよう!(アホ)
しかしそうなると既に読まれている読者の皆様は逆に気づかないかも〜それはマジパネ〜ションじゃ〜ん!
というわけで求められているかも謎ですが置いておきますん
「それでも、誰も救わないよりは良い」
西暦2100年、エルフの嫌味な上司は定年退職せず、ドワーフの頑固職人がコスト度外視で道具を作り、ドラゴンの社長は癇癪を起こして社屋を火事にする……そんな大都市の片隅で、凄腕の私立探偵斎藤誠二は日々、ハードボイルドに依頼を解決していた。相棒は口うるさいのだけが取り柄のAI雪風と、サブカル狂いの態度だけは世界一の喋る黒猫(?)リーナス。ある夜、俺は「助けて!」とだけ記された謎のメッセージを受けとるのだが……
「誠二、この次回予告の八割は嘘です」
「おい雪風、出てくるな!」
「誠二よ……我は腹が減った。猫缶を献上せよ」
「そこのキャットフードでも食ってろよリーナス」
「嫌である! それと、我の説明は的外れもいいとこよ。貴様の言語化能力はその程度か?」
「なんて言えばいいんだ。参考までに一応聞いておいてやる」
「神、それでことたりるであろう」
「……」
「至急訂正をお願いします誠二。特に深刻なのが私に対する評価です。超高性能独立型人工知能にまず訂正を行いましょう。それで嘘が三割になります。早くしないとこれは偽証罪に問われる可能性が――」
「猫缶はどうなっておる?」
「あーもう、お前らうるせぇ! 新西京アンダーズ第一部、舞い込んだメッセージ! ぜひ読んでくれ!」