こんにちは。永世 在です。
先日、地元も梅雨入りしました。
朝、窓の外を見ると空は曇り。
雨が降っているわけではないのに、世界全体が少しだけ静かになったような気がします。
梅雨は好きかと聞かれると、少し困ります。
洗濯物は乾きにくいし、外へ出るのも面倒になります。
傘を持ち歩くのも好きではありません。
けれど、嫌いかと言われると、それも違う気がします。
雨の日には、普段よりも考えごとが増えるからです。
窓を叩く雨音を聞いていると、不思議と頭の中が整理されます。
晴れの日は外の景色に目を奪われますが、雨の日は自然と自分の内側へ視線が向くような気がします。
最近は小説のことをよく考えています。
物語を書くということは、答えを与えることではなく、問いを残すことなのかもしれません。
「どうして人は生きるのだろう」
「幸せとは何だろう」
「今という時間にはどんな意味があるのだろう」
そんなことを考えながら書いていると、自分自身も少しずつ変わっていくような気がします。
もちろん、明確な答えは見つかりません。
けれど、それでいいのだと思います。
答えを出すことよりも、考え続けることそのものに価値がある。
少なくとも僕は、そう信じています。
雨の日は、どこか立ち止まることを許してくれる季節です。
急がなくてもいい。
すぐに答えを見つけなくてもいい。
ただ窓の外の雨を眺めながら、少しだけ考えてみる。
そんな時間も悪くありません。
梅雨が明ければ、きっと夏がやってきます。
その前に、この静かな季節をもう少し味わってみようと思います。
それでは、また。
永世 在
小説家・考えごとをする人 ✍️☔️