きれいではない軽音楽部の青春の楽怖い片思い。
次話の投稿はいつにするか未定です。
【今話の内容】
中学生の頃の回想。小夜の家族は、誰もエレキギターに詳しくないので、タクの紹介で、町内バンドのヤッ子がアドバイス。楽器店にも同行してくれた。
ヤッ子は小夜がタクに恋していると察し、こっそり応援する。
その後、小夜はエレキギターに熱中し、クラシックギターのために伸ばしていた爪を切った。
秋の文化祭用に依頼されていたオリジナル曲を、ショージが持って来た。メイは楽譜が苦手なので、ショージがサンプルで歌うと、そのままでは使い物にならない。
メイにほだされて、ショージは、もっとたくさん曲を作ることになった。
ショージが曲の断片をたくさん作り、部員のみんなで合作することになった。部員のみんなはモブで、「ショージ君と、愉快な仲間たち」が作ったことにしよう。
ショージが作る歌詞は、ご都合ハーレムのファンタジーで、小夜は気に入らない。
歌詞はどれも「男女がいれば、当たり前に恋愛感情になる」の前提がある。
中学生の頃の回想。タクは女子にとって、安心できる人として人気がある。
ショージの歌詞や言動に腹が立った小夜は、ショージを呼び出し、文句を言う。ショージが言うには、「女が笑うと、男は幸せになる」を、歌詞と現実に持ち込もうとしている。
なぜ、メイではなく小夜をモデルにしたかを問い詰めると、ショージはメイの「女ドラキュラ」の噂を聞いてから、笑顔で近付いて来たら拳で殴られそうだから。
夏。二日目で体調も機嫌も悪い小夜が、またしてもショージの歌詞に苦情。ショージは「歌はフィクション」だが、小夜にとっては望まぬ歌詞を歌うことはできない。
小夜がギターケーブル(シールド)に足を取られてよろける。タクが受け止めたので、転ばなかった。
そのまま小夜はタクにキスしたが、自分が狂った自覚をしたところで、気を失う。
小夜が保健室で目を覚ました時、メイがそばにいた。メイは、小夜がタクを好きだとわかっていながら、自分もタクを好きだと言う。
メイには大学生の彼氏がいるはずだが、メイは「彼氏になれないよ」と答える。
【次話の内容】
秋の文化祭用に、実際に演奏しながら、曲の構成を構築する。メンバー紹介のアドリブの箇所を、盛り上がるように、アイディアを出し合う。
小夜は、ヤッ子から教わった演奏の小ネタを披露する。
ショージの歌詞に、小夜は相変わらず納得できない。
ショージが言うには、夏目漱石の『こころ』の「恋は罪悪ですよ」からの引用だと。
小夜とタクは、帰宅の電車の待ち合わせをしない。その日は、わざわざ隣の車両からタクが来た。
電車から降りて買い食い。コンビニでお菓子を買い、近くの公園で食べる。
クラシックギター用に伸ばしていた爪を、小夜が切った日を、タクは覚えていた。
お菓子を笑って食べる小夜に、タクが笑顔。
秋の文化祭用に、軽音楽部で外出。
精一杯のお洒落をした小夜と、シンプルなお洒落のメイ。
メイは「彼氏にはなれない、大学生」から教わったと返答。
メイもタクが好きなことは、小夜だけが知っている。いつ、好きになったのかを聞かれ、メイが答える。
買い物が終わって、小夜とメイがトイレ。メイは「あたしと水野君は、きっと相思相愛だよ」と言う。
その続きのメイの言葉で、小夜は声を出さずに泣く。
【リンク】
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https://kakuyomu.jp/works/2912051601684803448[第一話]
https://kakuyomu.jp/works/2912051601684803448/episodes/2912051601686577333[第二話]
https://kakuyomu.jp/works/2912051601684803448/episodes/2912051601729824245[第三話]
https://kakuyomu.jp/works/2912051601684803448/episodes/2912051602082107425[第四話]
https://kakuyomu.jp/works/2912051601684803448/episodes/2912051602225545666[第一話] 分割位置のずれ(いくつかの意味で)
[第二話] 視線のずれ(いくつかの意味で)
[第三話] 流れの中で
[第四話] 変わりながら崩れながら壊れながら
[第五話] やがて四面楚歌の道化者に
[第六話] 模擬店のクレープ
[第七話] 主人公と周辺