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『アンドロイド美織』は、AI小説というよりはジュブナイルかな

 相変わらず、あちこちで話題のAI。
 AIをテーマに取り上げた作品もカクヨムで多くみられ、面白く読ませていただいております。

 私のエッセイも、順位が落ちたり上がったりを繰り返している様子で、「ランキングが上がりました」メッセージが時々来ます。
 今朝も、また、61位まで戻したそうで。
 流行り物には乗るもんですね!(笑)

『AIと仲良くしようよ』
https://kakuyomu.jp/works/16818622175699898776

 ★  ☆  ★  ☆  ★

 さて、昨今の流行りに乗った訳ではなくて過去作ですが、自作の小説で少しでも引っかかるかというものならば、

『アンドロイド美織』
https://kakuyomu.jp/works/16816452219959211549

でしょうか。
 「AI」というか「AI搭載ロボット」のお話です。
 10年前の作で、その上、途中で止まっておりますが(汗)
 ただし、こちらは、「AI小説」というよりは「ジュブナイル」と呼ぶのが相応しいのかなあ……。
 友人の息子クンが工業系の学校に進学しまして、そのお祝いに書いた作品でして。
 私もIT畑とはいえエンジニアの端くれなもので、「工学、モノづくりは楽しいよお!」と伝えたくて書いた作品です。

 ヒロインの朋美(ともみ)は、京都で暮らす中学生で、陸上選手の元気っ娘。
 朋美のお祖母様で、茶道の家元の中村芳翠(なかむらほうすい)先生の下にやって来たのは、近江工業株式会社が発売前の実証テストのために製造した介護ロボット・美織(みおり)です。
 美織が属する「近江工業ホームサポートシリーズ」は、病院や施設などで患者や入居者の介護をサポートするためのロボットで、施設の床を脚部の車輪で移動するのが基本設計なのに、個人の邸宅でテストを行う事になった美織は、二足歩行をする様に "魔改造" されています。
 オーナーとなる芳翠先生から求められた性能は、
「茶人の家にふさわしい、キカイキカイしていない外観」
「きちんと所作もできること」
 この注文の応えるべく、美織の外装は、金属やプラスチックではなく、ちりめんの生地。
 髪は絹糸で、肩丈ストレートセミロングの黒髪、前髪を額に下した「お菊人形」風ドーリーフェイス!
 着物姿。
 茶室で正座ができるのがセールスポイントです。
 AI搭載高性能ロボットのはずなのに、この改造のために、機体バランスが悪くなって、動作のおっとりしたロボットになってしまっています。
 スポーツ少女の朋美と、はんなりロボット美織の、京都を舞台にした物語です。
 読んでみて下さい。

 ★  ☆  ★  ☆  ★

 月刊連載中の

『海とブドウ』
https://kakuyomu.jp/works/16818093078050842013

も、よろしくお願いします。
 第15章は、7月第4週から公開の予定で執筆中です。

2件のコメント

  • ジュブナイルですね。
    楽しみにして読んでましたよ。
  • 深海くじら様

     お読みいただきありがとうございます。
     ジュブナイルですね、やっぱり。
     そういう方向で書いていた訳ですし😁
     チマチマとメカ物ネタも散りばめましたけど、味つけ程度でしたね😅
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