40年近く前の学生時代に書いたシナリオをお読みいただき、週間ランキングの順位が上がった様です。
ありがとうございます。
どちらも、「詩・童話・その他」カテゴリーで、学生の頃に子供相手のボランティアサークルに所属していた時期に、季節ごとのイベントでの出し物向けに書いた作品です。
表現や構成は、―― 今も変わらず稚拙ですがw ―― 読む相手を想って、意識して書いた作品です。
そうして、十代の頃まで書いていた小説が自意識の塊だったなあと当時嫌気がさしていたのに対して、人に伝える事を重視して書けたのでないかと自負している作品でもあります。なにしろ、シナリオというのは、演者に作品意図を伝える一種の実務文書ですので。
『不思議なわらしっ子』 → 123位
https://kakuyomu.jp/works/16817330665006976952 ある年の夏休み子供会の出し物に、ラフカディオ=ハーンの『雪女』の紙芝居を演ったのでした。「夏だから怪談」という事で(単純w)。
そうしたら、我々学生ボランティアの熱演が過ぎたのか、子供たちが、こちらの期待以上に怖がってくれまして、保護者から苦情を受けてしまったのでした。
そこで、子供向けにマイルドにして、紙芝居か人形芝居向けに戯曲にしたのが、この作品です。
あいにく、上演する機会はなく、無かったが故に舞台も物語も凝りに凝ってしまって、学生サークルの寸劇では上演は無理だろうというものになってしまった作品です(汗)。
『【OHP芝居】ヨセフとマリアの新婚日記』 → 160位
https://kakuyomu.jp/works/16817330668865606202 クリスマス子供会で上演した作品です。
昔、「OHP(Over Head Projector)」という簡便なプレゼンテーション用機材がありまして、セルロイドなどのシートに手書きした資料をスクリーンに映写できました。
パワーポイントの前身、と言えばイメージが湧くでしょうか?
大学のゼミでの発表でこれを使った私は、「これでお遊びが出来ないものか」と考えて書いたのが、この作品なのでした。
ちょっとアニメっぽくして。
観客の子供たちも黙って観ていてくれていたので、ウケたのだろうと自負しております。
お読みいただいた皆様、ありがとうございました。
** ** ** ** **
連載中の拙作、
『海とブドウ』
https://kakuyomu.jp/works/16818093078050842013は、来週月曜日より第12章を開始します。
一応、そう宣言しておかないと、どんどんと日常の諸事に流されちゃう!(汗)