『猫とネズミ』は、私にとってかなり思い入れのあるWeb小説です。
だからこそ、更新はかなりゆっくりです。
遥と菜月のことは、できるだけ大切に書きたいと思っています。それに、この作品を書きながら、カクヨムのいろいろな機能や使い方を覚えたり、どうすれば作品をもっと多くの人に知ってもらえるのかを少しずつ学んだりもしています。
『猫とネズミ』を書くときは、文章そのものもかなり意識しています。
というのも、この作品では、文章の書き方そのものが主人公たちの思考を表しているからです。
遥と菜月が単に「違う話し方をする」だけではなく、誰の視点なのかによって、文章そのものから違う人物の頭の中にいるように感じてもらいたいと思っています。
そして、そこが問題でもあります。
私はプロの作家ではありません。
その日、作品の続きを書くべきか、それとも一日中ゲームをするべきか、本気で悩んでいることもあります。
怠け者みたいに聞こえるかもしれません。
……まあ、実際ちょっと怠け者です。
でも、そもそも自由に使える時間があまり多くないのも事実です。
良くも悪くも、仕事は仕事なので、どうしてもそちらを優先しなければなりません。
だから最近は、今ある話のどこを変えるべきなのか、どこはそのまま残すべきなのか、そして何をもっと良くできるのかを何日かかけて考えていました。
特に、第1話についてです。
ただ、現在『猫とネズミ』はコンテストに参加しているので、参加中に作品へ大きな修正を加えるつもりはありません。
その代わり、いつかきちんと見直すときのために、
「ここは変えたい」
「ここはもっと磨きたい」
「ここには何か加えたい」
と思ったことを、少しずつメモしています。
そして、その中でも一番考えているのが第1話です。
今の第1話が悪いとは思っていませんし、大きな問題があるとも思っていません。
第1話が担っている役割のひとつ――森菜月という人物を読者に知ってもらうこと――は、ちゃんとできていると思っています。
でも、今はもうひとつ役割が必要だったと思っています。
第1話は、森菜月がどんな人なのかを見せるだけではなく、
『猫とネズミ』がどんな物語なのか。
そのことも、少しずつ見せ始める話であるべきだったと思っています。