第53話「文化祭の午後の断片」を更新しました。
午前中のステージを終えたあとの、文化祭の午後。
お化け屋敷、アートカフェ、天文部、文芸部、手芸部、屋台通り――今回はそんな校内の景色を、リベリオンの三人が少しずつ巡っていく回です。
物語は大きく動きませんが、ステージをやりきったあとの空気とか、制服に戻ったあとの彼女たちの日常とか、「いつもいつも走り続けているわけではなく、楽しい日常があるから頑張れる」文化祭の時間を書いてみました。
後半は、人のいなくなった体育館で三人だけの余韻を。ライブ成功の嬉しさだけじゃなくて、去年の悲惨だったというデビューや、夏前にそれぞれが抱えていた「足りない」感に、ひとつの決着をつける時間にもなりました。
もちろん、これで全部が終わったわけではなくて、ここから先、彼女たちがどんな方向へ進んでいくのか、季節と一緒に、進む道も、人間関係も少しずつ動いていきます。
今回は最後に、莉里も合流します。文化祭の一日の終わりにようやくたどり着いた。その時間が、ただの「おつかれさま」だけではない感じも、少しだけ見え隠れしてきているかもしれません。
夜の星空を見上げた莉里は、いったい何を思い出しかけたのか。もしかしたら、もうどこかで書いていたかもしれませんが、こうした小さな引っかかりも、これからにつながっていくものかもしれません。
楽しかった一日の断片を拾い集める回でしたが、たぶんそれだけではない何かも含んだ午後の話です。
ゆっくり読んでいただけたら嬉しいです。
#ChordRebellion
#創作
#青春バンド
#文化祭
前回・今回と出てきた曲、ミウが頑張った二人へのプレゼントとして作った「Inner Drive」のMVをYouTubeで公開しています。正直、動画作りのスキルは全くないので、仕上がりはよくないのですが、登場人物たちのビジュアルや空気感だけでも感じていただけたらと思い、公開しています。
こちらも併せてご覧ください。
YouTubeリンク→https://youtu.be/TZn98AmGx6k