* 紫雲院楓フレスカ SHIUN-IN,Kaede Fresca *
イタリア 16歳(中卒) 女子ダウンヒル、デュアル※
キャノンノーズユーロジュニア(キャノンノーズ)
競技スタイル:スプリンター?・トルク型?/ドリフト/エアー/エクストリーマー
バックボーン:モーターバイク、モトクロス
尊敬する選手:ジル・ヴィルヌーヴ
来歴:
イタリアの血が1/4入った日本人だが、イタリアで生まれ育ち、国籍もイタリアである。
スポーツと言えば「1にサッカー、2にサッカー、3、4がなくて」というお国柄のもと、彼女は幼少より「5にモータースポーツ」の道を志した。本音は四輪に進みたかったが、資金面などでよりハードルの低い二輪の道に入る。
幸い能力にも恵まれ、オフロード、モトクロスの世界で順調にステップアップして行ったが、本人は上達と共に「遊んで走っても簡単に勝てる」競技レベルに対してモチベーションを保てなくなってきた。そこで「動力<エンジン>も自分次第」である自転車競技に目を付けたが、「カビの生えた」ロード、ピストをやる気にはどうにもなれなかった。
そんな彼女が惹かれたのが、新興のカテゴリーであり、機材も日進月歩で進歩を続けるマウンテンバイク、ことに複雑なメカニズムを持つダウンヒルだった。モーターバイク界からの惜しみ嘆く声もどこ吹く風でMTBダウンヒル&デュアルに転向。ここでもたちまち勝ちまくり、瞬く間にジュニア世界レベルに至る。メーカーからのサポートも得て体制面も整った今期、いよいよ世界一の座を目指す。
走りのスタイルは積極的にスライド、ドリフトを多用する。限界を超えてのマシンコントロール能力には天才としか表現できない非凡さを見せる。またモトクロスの経験から、ジャンプ、バームなどの「タテの変化」にも強い。それでもドリフトはグリップに比べてわずかな損になるものの、彼女の場合はいつ身に付けたものか、それともこれまた天賦の才か、ペダリングパワーにも女子離れしたものを持っている。
「自転車でもやっぱり簡単に勝てちゃう」とつい「|魅せ技<遊び>」に走ってしまうのが、残った唯一の課題か。
内面:
幼少時より刹那的で快楽的な性格。それでも義務教育の間は世間体を気にしていたようだが、競技で身を立てられる目途がある程度付いてからは、いよいよもって歯止めがきかなくなったようである。
トレーニングもサボることが多く、連絡もしばしば付かなくなる、チーム泣かせの選手。それでも向かうところ敵なしなのだから、うかつに強硬な態度にも出られない。いっそ一度ギャフンと言わせてくれるライバルでも現れてくれないかと、チーム側としてはひそかに願うところである。
日常生活においても歌に、踊りに、アルコールに、その他もろもろの「楽しいこと」に身をまかせる日々を送っている。もちろん恋愛関係においても、ひと通りの段階は済ませているらしい。