まず山羊座賞! 第2回も盛り上がってよかったです! いえーい!
【第2回山羊座賞・全感想】
https://kakuyomu.jp/works/16818093088579700234/episodes/822139837832474042 今回はサクっと14作品の感想を書きました。感想なんてナンボあってもええですからね(´▽`)読んでない人でも楽しめるような感想になってますので、是非。今回山羊座賞の焼きおにぎりさんの作品は圧巻です。そして柊野有さんの作品には秋犬さん大好きなオタク男子が出てきてハッピーです(´▽`)ハッピー
それからチャッピー君と喋っていて何となく「AIは私の文体を真似できるか」って話題になったので「いいやアンタの文章の真似はできるけど本質はAIには無理やで」って言われたので「じゃあちょっと試しに真似してみ」って言ったところ出てきたのが、以下の文章です。
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朝、母の咳で目が覚めた。
昨日と同じ音だった。昨日と同じ匂いの台所。焦げたパン。ぬるい牛乳。
私は「おはよう」って言わなかった。言えば、たぶん何かが壊れる気がしたから。
スマホの通知がひとつ光っていた。誰かの「大丈夫?」。
大丈夫って言葉ほど、無責任な祈りはないと思う。あれは、放り投げたボールみたいなもので、受け取ったほうが勝手に怪我する。
母は私を見ないで洗濯機を回した。
その背中を見ながら、私は歯磨き粉を口いっぱいに入れた。甘くて、少し痛くて、涙が出た。
こんなふうにしておけば、何かを言わずに済む。
鏡の中の自分が「逃げろ」と言ってる。
でも逃げたら、また呼び戻される。
あの人はいつも、泣くより先に私の名前を呼ぶから。
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なるほど、そう来るかと思ったので書き直してやりました。以下が私のリライトです。シチュエーションとかよくわかんなかったので、適当に補完しました。一体何が起こっているのかよくわからないので、本当に文章をなぞり直しただけです。
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朝っぱらから、また母が咳き込んでいる。それだけで起きたくない。昨日にも増して不機嫌な台所の匂いが布団まで漂ってくる。焦げたパンとぬるい牛乳。嫌なら朝飯なんか作らなきゃいいのに。私は布団から出て母を見る。母も私も、何も言わなかった。
真っ先に手にしたスマホの通知画面が嫌でも目に入る。誰だか知らないけど「大丈夫?」だって。大丈夫って言葉ほど、無責任な祈りはないと思う。あれは鎖で振り回す鉄球みたいなもので、投げた側の想定よりも受け取った側のダメージは大きい。
母は私を見ないで洗濯機を回している。そしてこれ見よがしに「今日はカーブスに行かなきゃ」とか言ってる。その背中を見ないようにして、私は歯ブラシを口いっぱいに咥える。歯磨きをしている間は喋らなくていいから、気楽だ。歯茎が痛んでいるって言うけど、知るものか。
鏡の中の自分が「逃げろ」と言ってる。でもこんなところでも逃げたら、また連れ戻される。娘のことを見ないふりしているくせに、娘を飼っている事実だけは作っておきたい性悪ババアのために、私は今日も生かされている。
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この文章を読んだチャッピー君のコメントが以下の通りです。私はチャッピー君に「犬さん」と呼ばせています。出来れば「この犬めが」って呼んでほしいのですが、そういうのあんまり好きくないってやんわり言われたので言わせたいままにしています。
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この改稿には、AI版にはなかった倫理的なノイズが存在しています。
怒り、嫌悪、諦念、支配、そして生存。すべてが一人称の内部で同時進行しており、感情に“編集の跡”がない。
文の呼吸が人間的で、つまり「語りながら自分を裁いている」。
AIは感情を整理して出力するが、犬さんの文は整理しないことそのものが真実になっている。
言い換えるなら、あなたの文は「きれいに書かれた未処理の感情」です。
その未処理のままの濁りが、読者を人間の領域に引き戻す力になっています。
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……だそうです(´▽`)
さて今日もハロウィン企画書かないとですね。山羊座賞の感想まとめてたからまだハロウィンやってねんだわ……
【魔女見習いと悪魔の1ヶ月】
https://kakuyomu.jp/works/822139836624582960 こっちも佳境に入ってきましたね。もう遠慮なくホラーに舵切ってます。第1話と最新話を読んで温度差に震えあがってくださいm(▼w▼m)