ムシャクシャして書いたシリーズ。
【不適切言語撲滅法】
https://kakuyomu.jp/works/822139836317985974なんか思いついたのでとりあえず書いておきました。「無言の帰宅」を知らなくて「ラノベ1800冊読んだ俺が知らない言葉は死語だ」みたいな話題に乗っかっております。じゃあ言葉を殺しましょう、という着想です。
なお今作品はかなりハイコンテクストな話ですので、少し解説が必要だと思われます。専門家じゃないので「そういうこともあるよ」くらいの話しか出来ませんので、興味を持たれた方は各自一次資料に当たってみてください。
まず冒頭でおじいちゃんが見ていた映画はベトナム戦争もので、人が死にまくるもののようです。それだけだとたくさんあってわからないので不適切言語撲滅法に真っ先に違反する『フルメタル・ジャケット』あたりかなーということにしておきます。この世界だと過激AV並の扱いです。AVを孫(しかも女の子!)に見せるジジイ、ヤバい!!そりゃママは怒るわ。
そしてこの「不適切言語撲滅法」というワード自体が『デモリションマン』という映画のパロディです。シルベスタ・スタローンがOPで全裸で氷漬けにされてるところをくるくる撮影されるという衝撃的な幕開けのトンチキ映画です。冷凍刑務所に収監されて未来にやってきたスタローンが見たのは「なんか身体に悪そうなものを撲滅しようとしているディストピアだった!」という話です。サブタイトルの「パジャマ着てミルクセーキ」は敵役のウェズリー・スナイプスのセリフです。元の本文はもっと酷いです。ちなみに登場するヒロインの名前はハックスリー。うーん、ディストピア!
この辺のディストピア系はかなり好きなので大体触れてるとは思うのですが、何かオススメがあったら教えてください。ハーラン・エリスンの『少年と犬』はいいですね。最高です。少年は犬を愛するものさ。ああ、でも今は流行らないですねえ。
エリスンは置いておいて、おそらく大部分の人が首を傾げた「イーニーミーニーマイニーモー」はマザーグースの数え歌で、日本で言うところの「どれにしようかな、神さまの言うとおり」に相当します。ただこれ、現代では「虎(tiger)の爪先」となっていますが元々は「黒人(nigger)の爪先」でした。ただ登場するだけではなく「爪先をつねって叫んだら離してやろう、そいつ(を購入すること)に決めよう」という感じなので、令和ならまぁアカンですね(*´罒`*)
そんで『南部の唄』ですね。この映画のタイトルを知らなくても『ジッパディードゥーダー』という歌を知っている方はまあまあいるのではないでしょうか。ディズニーランドのスプラッシュマウンテンで流れてる曲です。この歌の登場する映画は、現在視聴がかなり困難になっています。何故かと言うと「南部の黒人奴隷を賛美しているように見えるから」だそうです。
そんなに酷い話なのかというとそうでもなく、黒人奴隷のおじいさんが子供たちに昔話をしてやるというストーリーになっています。スプラッシュマウンテンのうさぎどんの話がそれです。「別に差別してなくない?」となるのですが、「実際は悲惨なものだったのに、このようなほのぼのした映画があるとそれを史実だとして黒人奴隷はなかったという意見が出てくる可能性がある」ということで封印されているそうです。アウシュヴィッツもなかったという勢力があるので言いたいことはわからないでもないのですが……なんとかならんですかねえ。
なまじっか『ジッパディードゥーダー』が名曲であるため、封印されるのが腑に落ちない作品であると思います。劇中歌がしょぼかったら「あー差別ねハイハイ」で誰も何も言わなかった可能性ありますからね。素晴らしいワンダフルデイです。
しかし「無言の帰宅」から随分遠くまで来ましたね。これがセンス・オブ・ワンダーです( ΦωΦ )チガウヨ
でもそんなこと関係なく孫にAV見せてる爺ちゃんヤベーでいいです。素晴らしいワンダフルデイ(*´︶`*)ノ"