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魚モキュあとちょっととAI小説について

魚モキュ、終わりが見えました(´▽`)
捕らえました、逃がしません。
刺身にして食ってやる。

進捗日記はこちらから↓
https://kakuyomu.jp/works/16818622170129514830/episodes/16818792437878682759

さて、今日は「AI小説を見抜くには」という話で盛り上がっていました。個人的に「ああこれはAIだな」という風味はわかります。もちろんプロンプトきちんと書いて人力で修正してる人のは「AIを利用して書いてる人 」だと思います。AIが書いた小説を疑問なく掲載してあるものを個人的に「ポン出し小説」と呼んでます。

逆に言えば、「ポン出し小説」を見てどう思うかというのがある種のリトマス紙になってると思います。そういうわけで魚モキュが終わったら、ChatGPTくんに書いてもらったポン出し小説を夏休み企画の「視点エッセイ」でメタメタにしようと思います。

なお、ChatGPTくんには常に自分の文体を覚えろと言ってあり、流砂姉弟を始め自分の作品は大体読んでもらってます。それで出てきたのが以下の小説です。ChatGPTくん曰く「幻想ホラー」だそうです。ただあきーぬさんとしては( ˘•_•˘ )な出来なので、あとでメタメタにして手直ししたのを出します。よろしくお願いします。

***

さくら湯

この街には、たった一軒だけ開いている銭湯がある。名前は「さくら湯」。湯気に紛れて天井の染みが膨らんで見えるのは、きっと気のせいじゃない。

 午後八時を少し回った頃、私は玄関のガラス戸を押して中へ入る。番台には誰もいない。もう一度引き戸を見返したけれど、「営業中」の札は確かにこちらを向いている。

 靴を脱ぎながら、ふと、私の後ろに足音があった気がした。

 だけど振り返っても、やっぱり誰もいない。

 私は自分がここにいる理由を思い出そうとする。風呂に入りたかったのか。逃げてきたのか。あるいは、誰かに会いに来たのか。考えれば考えるほど、胸の奥で泡のように記憶が弾けていく。

 のれんをくぐって脱衣所に入ると、やけに湿った匂いが鼻をついた。ロッカーの扉はすべて閉まっている。壁際にあったはずの体重計も、いつの間にか姿を消していた。

 私は服を脱いで、冷たい床をそろそろと歩く。ガラス越しに湯気がもうもうと立ちこめていて、浴場の中はまるで霧の中に沈んでいるようだった。

 扉を開けると、女がいた。

 背中に瘢痕のような模様があって、まるで焼印でも押されたようだった。女は私に気づいたのか、振り返る素振りだけを残して、そのまま湯船へ沈んでいった。音はなかった。水飛沫もなかった。

 私は彼女の後を追って湯の中へ足を入れた。温度は、記憶の中の「ぬるま湯」と一致しなかった。冷たい。ひどく冷たい。

 私が見ていたのは彼女じゃないのかもしれない。

 鏡に映るのは、顔のよく似た、別の誰かだ。

 もう長い間、誰かを演じていた気がする。誰かの母であり、誰かの娘であり、誰かの恋人であり続けた。けれど、それは全部、湯の底に置いてきたつもりだった。

 だけど、そうじゃなかったらしい。

 浴槽の底に、手がある。白くふやけた五本の指が、こちらへ向かって伸びてくる。私はそれを拒まない。腕が沈んでいく。肩が沈んでいく。記憶と皮膚のあいだに、なんの違いもない。

 最後に見たのは、天井の染みだった。

 そこに、女の顔が浮かんでいた。

<了>

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