Q.エヴァンについて、語ってください。
アスラン「俺とジルの幼馴染だ。いつもへらへら笑っててふざけていることが多いが、人のことはよく見ている。だから空気を読むのがうまい……が、分かっててそれやるのか？と思う場面が多いな」
執事長「先代の宰相であるセデン様のお孫さんです。セネリオ家は新興貴族というものでして、四代前であられる初代当主様は平民の出自でした。だからなのか、相手が誰であろうと分け隔てなく接してくださいます。セデン様によく似て、民想いで穏やかで笑顔が素敵な方ですね」
ローリエ「いつも明るくて、おしゃべり上手ね。アナタ口から生まれたの？って思っちゃうくらいに。ところで、髪の毛いつ切るのかしら」
セシル「おふざけばかりされていますが、ここぞという場面でシャキッとされてる時は格好いいですよ。いつも兄上をいじってはやり返されていますが、なんだかんだで兄上のことが大好きなんだと思います」
セルカ「セネリオ伯爵家の本邸で、私の母が生前使用人として働いておりました。両親亡き後も何かと気にかけてくださり感謝しております……が、ルーチェ様によからぬことをお教えするのはおやめください」
侍女長「私共使用人にも丁寧に接してくださいます。素敵な貴族様です」
ルーチェ「楽しい方です。エヴァン様の笑顔を見るとホッとします。ヴィルジールさまのこと、これからもよろしくお願いしますね」
ヴィルジール「幼馴染だ。二十年の付き合いになる。年中くだらないことばかり言っている。その時間を仕事に充ててもらいたいものだが……まあ、たまにならいいだろう。──ところでエヴァン。貴様、また俺の茶に何か入れたな？」