アラタ ヨーク

二組の恋人たちが「さっきはごめん。」と言い、心の中で静かな言葉にならない嘘をつく。4人の大人になりきれない大人たち。東京という都会交差点ですれ違う。揺れる気持ちに隠れた本音とは。…

「彼方のカノンが聴こえる」のサイドストーリー。 カノンの中。主人公たちが通う学校の屋上「空中庭園」を舞台に、人々が交差する。 アナタの心の交差点はどこにありますか？

この街には、古くから続く文具屋の片隅に小さな代筆屋がある。 代筆をするのは人間とあやかしの子ども・紺（コン）。 彼女が書く代筆した手紙は、 この世からあの世へ、あの世からこの世へ…

受け継がれていくＤＮＡの五線譜。 カノンの旋律が幾重の時間（とき）を超えて 人々を優しく紡いでいく。 アナタには、もう一度、会いたい人はいますか？ 百年待ち続けても。