天正十年六月二日、本能寺。この国の歴史では、織田信長はここで死ぬ――はずだった。
山を出たことのない拳法家・無明のもとを、不死の男サンジェルマンが訪れるところから物語は始まります。彼が集めたのは、歴史に名を残すことのない七人。弓を引く隻眼の弦、薬を操る夕霞、馬喰の蒼馬……それぞれが「消える定め」を背負った者たちです。
第5話「死ぬ男」で、ようやく彼らの標的が明かされます。救うべき相手は、比叡山を焼き、長島を根切りにしたあの男。善悪を裁くためではなく、ただ歴史から命を盗み出すために――七人は本能寺へ向かいます。
カクヨムはレイアウトが書籍ベースでイラストが貼れないため、note側ではキャラクターのイラストを添えて連載しています。弦の隻眼の絵に四苦八苦している話などは、制作ノートに書きました。よろしければ覗いてみてください。
▼マガジン『信長、死なず。』
https://note.com/88shoukai/m/mbdf83b48b9d2
▼制作ノート カクヨムとnote、そして「時遊人」宣言
https://note.com/88shoukai/n/n29b05a6da443
すでに結構な話数まで書き溜めてあるので、手直ししながら順次アップしていきます。乞うご期待。